第49話 そして、説得へ・・・(2)
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」
「・・・」
「魔王の名前がバラモスだと知ったのは、神話に出るほどに大昔でもないはずです」
「そうだったな」
「理由までは確認出来ませんでしたが、下の世界にいる魔王の命令で、この世界に魔王バラモスがいるのです」
「お前はまさか」
「下の世界の魔王を倒します」
キセノンはしばらく、俺の顔を真剣に見つめてから、質問する。
「・・・。出来るのか」
「そのための冒険です」
「バラモスはどうするのだ?」
「下の魔王のほうが強力です。バラモスは帰り道に倒します」
キセノンは俺の言葉に、ため息をついた。
「そういうことか、さすが「きれもの」か」
「おだてても、何も出ませんよ」
「本当に勝てるのか?」
「実はそのために、少しご協力をお願いしたいのですが」
「・・・。ここまで、説明されたら断れないぞ」
キセノンはため息をつきながら、俺の提案を受け入れた。
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