暁 〜小説投稿サイト〜
なりたくないけどチートな勇者
3*パジャマの不審者
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猪なら…

「あぁ、それなら一回倒しました。
あっちの方に残骸があるはずです。」

そう、多分彼の言ったカームルとは、自分がレー○ガンをぶっ放したあのオッコトヌシ様モドキの事だろう。
そう思い、自分が来た方向を指差しながら言った。

すると…


ザッ!!

槍円陣、復活。

皆さん、やめてください。
槍、怖いです。
どんだけぴったりのタイミングで槍向けくるんすか。
自分何か無礼な言動しましたか?
兄ちゃんこいつらどうにかしてください。


そして目の前の赤髪の兄ちゃんを見る、すると兄ちゃんさっきの3.5割増位の睨みを自分に向けている。

恐っ!
人間あそこまでなるともはや悪魔の領域だよっ!
この人も目からビームでてくんじゃね!?

とそこで赤髪兄ちゃんの後ろからなんかちっさいのがでてきた。
140センチ位の緑の髪のポニテな少女、つか幼女。
もちろん鎧装備で。

「隊長、確かに今確認したところ、ここから約6キノ程のところにカームルの死骸が発見されました。」

この兄ちゃんは隊長なのか。
どーりでエラソーなわけだ。
つかキノって、具体的に何メートルよ。
そして速い、自分の30分を返せ。

「…どのような状態だった。」

うん、さらに彼女の報告で睨みが2割増し。
この眼を使ったらバジリスクも返り討ち出来そうだ。
もちろん睨み合いで。

「それが…。
黒コゲで、バラバラでした、これがその一部です。
さらに直線距離60メノ程、幅は3メノ程がえぐれていて、そこを中心にカームルのかけらが飛び散っていました。」

そう言うと彼女は隊長に黒いカケラを渡した。
つかこやってみるとスゲー身長差。

「…これは、本当に貴様がやったのか?」

「はい…、そうですけど…。」

「どうやってやった。」

いやどうやってって言われても、説明に困る。
「能力を使いました。
自分の、能力を。」

…どうやってという質問の回答にはなってない気はするが、他に言いようがないしなぁ。
つかもともと自分のですらないし。

自分が答えたら今度は幼女が隊長の服を引っ張って、彼が屈むと彼に耳打ちした。
身長差やっぱすげー。

すると、隊長はしばらく考え出して、

「…何故だ。」

いきなり聞いてきた。

「えーと…、何故、とは。」

「何故カームルを殺した?」
…もしかして。
自分、護り神的なの殺しちゃった?

「いやっ、あの、襲われただけであって、他には何も殺してないってゆうか、やらなきゃやられるってゆうか、そもそも護り神とかし…」

「なら…
何故私達を倒そうとしない?」

…ハイ?

「それは…、どういう意
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