第18話 そして、イシスへ・・・
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ったら、」
「な、なにを言っているの、アーベル」
俺は声にだすつもりなどなかったのだが、テルルの強い指摘に我にかえる。
「いや、ただのひとりごとなのだが、まずかったのか」
俺はテルルに質問する。
「ば、ばか。ひとがいるところで、恥ずかしいことを言わないの!」
「何を怒っているのだテルル。それに、ソクラスと話をすることがそんなに恥ずかしいことなのか」
「え!ちがうの?」
テルルは何か勘違いをしたらしい。
なにを勘違いしたのかテルルに問いただそうとおもったが、テルルの真っ赤な表情から答えは返ってこないと確信してあきらめた。
「いまのは、アーベルが悪いです」
セレンはアーベルに指摘した。
「え?俺のせい」
「そうです」
セレンは珍しく断言すると、防具屋に向けて歩き出した。
俺とテルルはセレンの後をついていった。
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