暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
第11話 そして、量産化へ・・・
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
報告をしなかったの?」
セレンは俺に質問する。
「完成したと、王に報告したら、研究費はどうなるのかな?」
「そうか、後2年研究費をもらうことを考えていたわけね」
「そのとおり」
「じゃあ、どうしてあらかじめ王に研究費の増額や報奨金の支払いとかの話をしなかったの?」
「それは」

俺は、テルルの方を見ながら話を続ける。
「キセノンが商売を独占したいと言い出してね」
「言わせたのは、アーベルでしょ!」
「どういうこと、テルル?」
「「平和な世の中になったら、土木工事で魔法の玉が役にたつだろう」って、お父さんに吹き込んだのよ、アーベルは」
テルルは俺をにらみつけて言い放つ。

セレンは感心したようすで俺の方を向く。
俺は、気にしないふりをして2人に声をかける。
「おしゃべりはここまでだ。魔物たちがお出迎えだ」
そういって、魔物の群れにギラを放った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ