第2章 清算
第9話 そして、ナジミの塔へ・・・
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様子がおかしかった。だから、予想はついたのだが。
テルルはあきらめたのか、ぼそっとつぶやいた。
「アーベルにはつきあっている相手がいるの?」
テルルの質問は俺の予想を超えていた。
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