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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第17話『時の砂時計』
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分が結構高いところから落ちたのに気がつく。


ティア「カズマ、あんたは大丈……夫…?」


 さっきまでそこに居たはずのカズマの姿が何処にも見あたらない。


ティア「カズマ!何処に行ったの!?カズマ!」


 いくら呼んでも返事は帰ってこない。


ティア「ねぇ!返事をしてよ……カズマ!」


 念話で呼びかけてもカズマの声は聞こえてこない。
何度も……何度も、呼びかけるけど応答はない。あたしの脳裏には最悪の言葉が過ぎる。
その瞬間、あたしは足下から崩れ落ちた。


スバル「ティア!」


 そんな、あたしをいつの間にか降りてきていたスバルが支えてくれる。
ゆっくりと、地面に座らせてくれる。


スバル「ティア、どうしたの?」

ティア「スバル……カズマが……カズマが……」

スバル「カズマがどうしたの!?」

ティア「いなくなっちゃた……!」

スバル「え……」


 目に涙を溜ながらスバルの顔を見上げながらそう言う。
 そると、スバルも信じられないと言いたそうな顔してもの凄く驚いていた。

 その後、部隊長達に連絡してカズマの事を伝えた。すぐに、捜索班が作られたがカズマは発見されなかった。








 side高町なのは









なのは「辺りをくまなく捜索したけどカズマくんらしき人物の痕跡すら残ってなかったよ」


 部隊長室でカズマくん捜索の結果報告をする。それを聞きながらとても暗い顔をしていた。自分ではわからないけど多分私もそんな顔をしているんだと思う。


フェイト「はやて……これからどうするの?」


 フェイトちゃんがポツリと尋ねる。はやてちゃんは重い口を開いた。


はやて「カズマくんの捜索は打ち切り、機動六課は今まで通りの任務に戻ることにします」


フェイト「はやて!!」


 フェイトちゃんがはやてちゃんに、もの凄い剣幕で迫る。こんなフェイトちゃん見たこと無いよ……。


はやて「大丈夫……カズマくんは戻ってくる」

フェイト「なんで、はやてにそんなことが解るの!」

シグナム「テスタロッサ、ひとまず落ち着いて主の話を聞こう」


フェイトちゃんをシグナムさんが落ち着かせる。


はやて「ありがとう、シグナム。私がそう確信した理由は発見したロストロギアや」


 そう言ってモニターにティアナ達が回収した。砂時計型のロストロギアが映し出された。


はやて「この、ロストロギアの名称は『時の砂時計』つまり、時間を移動できるんよ」

なのは「時間移動……って、もしかして!?」


はやて「せや、なのはちゃんが思てる通
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