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strike witches the witches of stratos
Ep-03
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カールスラントのIS部隊に配属させようと考えられたんだが……」

「上層部が猛反発した、と」

「連中の評判は最悪だからな。そんなところに将来有望な人物を飛ばせるか、と空軍大将達が怒ったらしい。次にそのまま古巣のJG53ではどうかとなったんだが、あそこも各国から派遣された部隊を受け入れて、余裕がないからと、断わられたそうだ」

「それで、うちに回ってきた、訳ですか」

「技術省からの要請だ。君たちを利用するつもりなんだろう。開戦以降、多大な予算をかけた肝心のIS部隊は碌な戦果を挙げられず、金食い虫とまで呼ばれている始末だからな」

 優刀は嘆息した。
 たらい回しにされたミーナの境遇に同情めいたものを感じたが、それ以上に、これからの部隊運営が面倒な事になる事を確信したからだ。
 只でさえ、整備班たちに苦労を掛けているというのに、更に最新鋭で高価な機体のお守りをさせなければならなくなる。
 さらにカールスラント技術省からもいろいろと注文を付けられる可能性も出てきたのだから、気が重くなって仕方がなかった。

「そんなに気を落とすな。彼女自身の人格と腕は保証する。クルピンスキーやジェンタイルよりは遥かに扱いやすいだろう」

 むしろ、あれより灰汁の強い人物が来られたら困る。 
 優刀はともかく、常識人である武子の胃と、堅物バルクホルンの血管が持たない。

「彼女の事を頼むぞ。只のISパイロットで終わらすには惜しいからな」

「判りました」


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