五十 攻防戦
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めていた。
自分は復讐者なのだ。こんなところで立ち止まっていたら、こんな場所で悩んでいたら、こんな奴に負けていたら。
「お前の憎しみは俺より弱い!!」
自分は一生、イタチに勝てない。
「黙れ!!俺は――――」
左手が僅かに光を取り戻す。鳥が再び鳴き始めた。我愛羅の口角が吊り上がる。
「俺は―――…」
眼前に掲げる。光り輝く左手をサスケは振り翳した。そのまま我愛羅目掛けて飛び出そうとする。
「復讐者だ―――ッ!!」
その瞬間、彼は腕を誰かに掴まれた。
「止めておけ」
術が発動する直前。サスケを止めた彼は静かに告げた。手の中の光が消える。
愕然とするサスケの腕を掴んでいるのは、今現在木ノ葉と交戦中の―――。
「後悔する事になる」
音の忍び……君麻呂だった。
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