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武で語るがよい!
熊・・・暴君の方ではない
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……つまりだ。

「……ジュエル・シードを破壊する」

デバイスは無い、攻撃については非殺傷なし、おまけに相手は直に回復する
もうコレしか今の俺には選択しは残されていない。

だが、ジュエル・シードは下手に扱うと世界を滅ぼしかねない危険なロストロギアだったはずだ、失敗すればここら一帯が吹き飛ぶ可能性が十分に有り得る……。

「さて、どのように破壊するか…」

俺がジュエル・シードの破壊方法に悩んでいる間にも、熊は容赦なく俺に噛み付いてきたり、斧の様に鋭い大きな爪で俺を攻撃してくる……だがそれらの攻撃は俺の体を捕らえる事はできず、攻撃は全て空振りに終わっている。

熊の攻撃はそこまで早くない……普通に避ける事が可能なので問題は無い。
今問題なのは、ジュエル・シードというなのロストロギアをどう破壊するかである

俺の今使える六式に武装色の覇気を込めて攻撃してみるか? 一応ロギアって名前だし
案外効くかもしれん、有効かどうかかは分からないがやってみる価値はあるだろう。

―――武装色、硬化!

「効いてくれよ……指銃!!」

俺は熊の攻撃を回避し、直に剃でジュエル・シードがある首元まで高速で移動して
武装色の覇気を込め、黒い鋼を纏った指銃をジュエル・シードに叩き込んだ。

ジュエル・シードは宝石(ジュエル)と呼ばれるだけあって、そこそこの強度を保っていたが、俺の硬化した指銃はその強度をものともせず、ジュエル・シードに指一本分の穴を開けることに成功した。

それを確認して直に、ジュエル・シードは徐々にひび割れていき最後は粉々に砕け散り
熊は光に覆われたかと思うと直に、元の通常サイズの大人の熊に収縮していった。
まぁ、その段階でも俺よりも大きいのだが……。

それにしてもジュエル・シード破壊できちまったなぁ…。
あれか? 質量を持たないロギア系能力者…例えるなら、黄猿などを攻撃できる武装色の覇気は、同じく質量を持たない魔力の塊であるジュエル・シードを攻撃できた、ということだろうか? 俺の考えが合っているとしたら武装色って便利だな……感動した…。

《・・・こ、ここは?》

俺が考え事をしている間に、ジュエル・シードが取り付いていた熊の意識が回復してきた様だ。

「よう、無事か?
まぁ、お前を攻撃した俺が言える立場じゃないけど…」

今までぐったりしていた熊の思考が戻り、辺りをキョロキョロし始める…
俺は何気なく話しかけてみたのだが……言葉は通じるのだろうか?

《に、人間!? どうしてこんな所に!》

それと同時に熊はこちらを警戒し、いつでも動ける態勢に移行していた・・・

「まぁ、待て熊よ。
お前が考えている事が大体分かる、お前は俺の言語理解できるか?」

熊はこ
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