暁 〜小説投稿サイト〜
神と魔法とオカルトは
合宿の中で
知識は大切に
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なるんだな。
 次は、超力の性質だ、この力は、人の中にしかない力で、これを持っている人が超能力者になるんだ。超能力を使用するとすぐに無くなってしまうが、回復スピードが速いことも有名だな。
 魔力は、これも人の中にしかない力だな。でも、これは自分の意志によって振動のさせ方が変えられる特殊な力で、空気中に出ると発光する綺麗な力だな。魔法師、召喚師がこの力を使うよな。
 爽力は、自然発生する力だな。人の中にはなく、地面から湧いてくるような感じだな。魔術師が使う力だな。うまくまとめると大規模魔術が起こせる力だ。威力だけなら最も強い力だ、メッサアブナイ・・。
 最後は、獣力だな。実はこの力はよくわかってないんだ。だがあるのは確かで、神力の共鳴を抑制する力がある。一番特殊な力だ。人間にはなくて、人外系人型種族が持っている。
日本にいる種族は・・えっと・・・・あぁそうだ、鬼族とか獣族だな。
ここまでで力の復習は終わりだ・・。はぁはぁ、質問ないかぁ?」

少し長い文を早口で言い終えた先生の息は上がっており、明らかに早口で言うのには慣れてないという感じを醸し出していた。

図を織り交ぜた説明に使用した時間は三十分にも及んだ。椅子等に座っているならばどうということはない時間だが、河川敷に座っている生徒にとっては非常に苦痛のようだ。既に体勢を崩している生徒もいる。
それを見た先生はこれ以上の復習はあまり効果がないと判断したのか、説明用の用具を足元に置き、起立の合図をかける。合図に従いのそのそと立ち上がる生徒たちの姿を確認し、先生は右手を横に突き出す。

「お前らには、ながったるい説明は無意味のようだから、職業は注意事項だけで終わるとする。
注意事項だが、加護師は神に記憶を、一般的には長い時間をかけてできた石を捧げないと能力を使えないからな、後自分の記憶は使うなよ、死にたくなかったらな。
召喚師は、召喚獣に気を使ってやれよ。
魔法師は魔力切れに注意しろ何の出来なくなるからな。
魔術師は強力だけど発動まで時間かかるから注意しろよ。
超能力者はクールタイムに気を付けろよ数秒間だが能力が使えないからな。
不思具師は自分の使う不思具を落とすなよ。
人外系は・・特に注意点はないな。
よしっ、予定を繰り上げて、試験内容を発表し、試験を開始するっ!!」


そう言い放った直後、ゴンという重いものを落としたような音が響き先生の右手に、一辺一メートルの立方体にキーボードがついた機械が出現する。

「これは混合機器っていうんだ。元となる混合素子とそれを繋げる混合助子を用意して素体を作り、そこにチップを埋め込み、パソコンでプログラムを入力する。重在世界の研究所と現実世界の会社との共同開発商品だ。今回は混合素子に爽力を、混合助子に魔力を使用して素体を作る
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