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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十九話    『外伝7 四家族合同旅行(前編)』
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レというとやっぱり好きだという関連なのだろうかな?

「うん」
「同じ存在の士郎さんはどうなのよ。すずか的に見て…」
「士郎さんは士郎さんだよ。だから私はシホちゃんが、その………だよ?」
「はいはい。聞いたあたしがばかでしたよ。そうよね、シホはシホ。士郎さんは士郎さんよね」
「すずかも成長したわよね」
「焚きつけた忍さんが何を言うんですか…」
「にしても、だとすると士郎さんはシホちゃんと同じ性格の男性版だから…かなりいい人になるかもね」

うん。それは私もそうだと思う。もうシホと士郎さんは別人だといってもいいから。
そんな話をしていると料理ができたのかトレーに乗せて運ばれてきた。

「それじゃいただきましょうか」

その声で全員で「いただきます」を言って食事をし始めました。
…感想と言えばシホの料理が桃子さん達に負けず劣らずおいしかったと記載します。


◆◇―――――――――◇◆


それから私達はスキーウェアに着替えてスキー場までやってきました。
見渡す限りの白い大地。ここを滑るんだ…。
大人組はすでにやる気満々でリフトへと乗りにいっている。

「クロノ君、勝負しようか!」
「望むところだ、エイミィ」

クロノとエイミィものっけから勝負事を持ち出している。

「それじゃセイバーも初心者のフェイトとアルフと一緒に初級コースにいきましょうか」
「いえ、シホ。私は大丈夫ですよ? セイバーのクラス能力の【対魔力】に【騎乗】も引き継がれていますので」
「いや、スキーにそのスキルは関係ないでしょう…。だからこそ一度は練習した方がいいんじゃない?」
「…わかりました」

なにやらセイバーさんが折れたらしくシホと一緒に大人しく初級コースまで向かっていく。
それで私達も慌ててリフトへと乗っていく。

「フェイトちゃん、着いたらすぐにリフトから足を出して降りなきゃダメだよ?」
「どうして…?」
「恥をかくことになるから…去年一回私やっちゃったの。リフトから降りることができずにそのまま引き返すというのを…」
「それは…」

想像してしまった。
それは確かに恥かしいことになるね。
気を付けないと…。
それで少し緊張しながらも初級コースについたらなのはと一緒に降りることができた。

「はぁ〜…。降りることができたね」
「うん」

それで二人で笑顔を浮かべていると後ろからアリサとすずかがやってきて、

「こんな事だけでなにを緊張してるのよ。これからが大変なのよ?」
「そ、そうだね」
「にゃはは…それじゃ頑張ろうかフェイトちゃん」
「うん!」

それから待っていてくれたシホが私とセイバーさんとなのはとアルフに指導してくれた。
だけどやっぱり初めての事もあり私は何度も
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