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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十九話    『外伝7 四家族合同旅行(前編)』
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ゃん…?」
「なのは。おはよう」
「おはようなの…ふぁ〜、よく寝たの」

可愛らしいあくびをしてなのはも起きだしてきた。

「それじゃ着替えたら食堂にいこうか」
「うん」

着替えた後、食堂に向かうとすでになにかを作っているのかいい匂いがしてくる。
それで覗いてみるとキッチンでは桃子さん、鮫島さん、ノエルさん、ファリンさん、そしてシホが楽しそうに料理を作っていた。

「シホちゃん、こっちのスープの味を見て頂戴」
「わかりました」
「はわわ〜!」
「ファリン、しっかりと動いてください」
「シホお嬢様。この料理の出来栄えはどうでしょうか?」
「うん…。いいと思います。でも、桃子さんもノエルさんも鮫島さんもどうして私に一言入れるんですか…? 別に全然大丈夫だと思うんですけど…」
「そこはほら…ね? ノエルさん」
「はい。シホお嬢様は私達と違う視点の見方をしていますから我々としましては参考になるのです」
「我々にはない一種の才能を持っていますね」
「はぁ…。そうですかね…?」

その光景を見て思ったことは。

「シホは大人達に混じっているのに全然違和感がないね…」
「うん…」

なのはと二人で感心していると士郎さんに恭也さん、忍さん、美由希さん、セイバーさんもすでに椅子に座って着席していた。
違う席ではリンディ提督にエイミィ、クロノ、アルフの姿もあった。

「お父さん、おはようなの」
「おはよう、なのは。フェイトちゃんもおはよう」
「おはようございます」
「フェイト、よく眠れたかい?」
「うん、アルフ」
「ならよかった。今日は存分に楽しむといい」
「クロノもね」
「…あら? ところでまだすずかさんにアリサさんは起きてこないの?」

リンディ提督がそう聞いてくる。

「あ。そういえばまだ二人共いませんね」
「起こしてきましょうか…?」

私達が起こしに行こうと思っていたら背後から「あー!」という叫びが聞こえてきた。

「はぁー…あたし達が最後か…」
「まぁまぁ、アリサちゃん」

食堂の入口にはすずかとちょっと落ち込んでいるアリサの姿がありました。

「おはよう。すずかちゃんにアリサちゃん」
「おはよう、なのはちゃん、フェイトちゃん」
「おはよー二人共。そういえばシホはどうしたのよ…? ここにいないけど…」

それで指を指している方へと顔を向けさせると、アリサは納得したのか、

「なるほど…シホはすでに桃子さん達と一緒に料理を作るレベルにまで達しているのね。
だとすると士郎さんも…あ、衛宮の方の士郎さんの方ね。そっちもシホと同じ腕前ということね」
「あはは…そうだね」
「そういえばすずか。あんた、シホの事は…その、…………アレなんでしょ?」


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