暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
1話:魔法と破壊者 ザ・ファーストコンタクト
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「すげぇなぁ、おい…」

これが…魔法か……

「今です!封印を!」
「でも、どうやって…!」
「さっきみたいに、攻撃や防御などの基本魔法は、心に願うだけで発動しますが…より大きな力を必要とする魔法は、呪文が必要なんです!」
「呪文?」
「心を澄ませて。心の中に、あなたの呪文が浮かぶはずです!」

それを聞いたなのはは目を瞑る。静かに、自分の心を探るように。

「うがあぁぁ」

そこに空気を読まないネズミもどき。どうやら無事再生出来たようだ。今度はただ突っ込んでくるのではなく、自分にある触手のようなものでなのは狙ってきた。
だが、なのははそれに動じず、杖をネズミもどきに向ける。

〈 Protection 〉

再びなのはの前にピンクの壁ができる。それは触手の進行を妨げる。

「リリカル、マジカル!」
「封印すべしは忌まわしき器、ジュエルシード!」
「ジュエルシード、封印!」
〈 Sealing mode Set up 〉

なのはは高らかにそう宣言すると、杖の一部が変形する。そしてそれと同時に、ピンク色のリボンのようなものが出てくる。それはネズミもどきに向かっていき、ネズミもどきを縛り上げ、動きを止める。

「ぐおぉぉぉ!」
〈 Stand by ready 〉
「リリカル、マジカル、ジュエルシードシリアル]]T(21)、封印!」
〈 Sealing 〉

さらに放たれたピンク色のリボンが、ネズミもどきの体を貫く。体を貫かれたネズミもどきは爆散し、その姿を消した。そして、そこに残っていたのは、青い色の石だった。

「あれは…?」
「ジュエルシードです。レイジングハートで触れて」

そう言われ、ジュレルシード成毛のに近づくなのは。それを杖、レイジングハートを向ける。すると地面に転がっていたジュエルシードが急に浮かび上がり、レイジングハートの中に収まった。

〈 Jewelseed Number ]]T 〉

レイジングハートからそう音声が聞こえると、なのはの着ていた服が消え、家を出た時の服になった。

「あ、あれ?終わったの…?」
「はい、あなたのおかげです。ありがとう…」
「あっ、ちょっと!」
「大丈夫だな、気を失っただけだ。それよりお前、早く逃げな。警察がもうじきやってくる」
「ふえぇぇ!?」
「まぁ、気をつけて帰れよ」

そう言って、俺はライドブッカーから一枚のカードを抜き取る。

「あ、あの!」
「ん?」
「あなたは…いったい……」
「俺か?そうだった、まだ名乗ってなかったな…」

そのカードを挿入しようとしたとき、なのはから声をかけられた。ここはやっぱりあれしかないでしょ。

「通りすがりの、仮面ライダーだ。覚えておけよ
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