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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十八話    『外伝6 八神家での御食事会』
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洒落た名前じゃない?」
「そうか? シホからその言葉を貰えたということはそれで採用するとしようかね」
「正義の女神から持ってくるのが士郎らしいところだよなー」
「士郎さんは大切な人達を守れる正義の味方さんですから♪」

ヴィータちゃんがそう言いシャマルさんがそう褒めていた。

「では、完成した後は私が試運転を手伝ってやろう」
「私もシロウと戦ってみたいですのでよろしくお願いします」
「よ、よろしく頼む…」

シグナムさんとセイバーさんがまるでいい獲物を見つけたかのような表情でそう言っていた。やっぱり似た者同士なのかな…?
なにやら士郎さんが苦労しそう…。

「それでは次は私ですね」

今度はリインフォースさんが話を切り出す。

「私のデバイスは両腕に装着されるナックル型の『ファオストフォーム』と左腕の方を変えるパイルバンカー型の『バンカーフォーム』の二形態のアームドデバイスにしようと考えています」
「リインフォースさんは接近戦が強いですからね。私の防御を何度も抜いてきましたし…」
「高町なのは…その件に関しては済まないと思っているし、できれば忘れてはくれまいか…?」
「にゃはは…。ちょっと無理かもです」

あの戦いはそう簡単に忘れることはできそうにないですから。
それでリインフォースさんは難しい顔になったがすぐに気持ちを切り替えた様子で、

「そしてデバイス名は『ナハトヴァール』にしようと思っています」
「ナハトヴァールかぁ…。シホちゃん、由来はなんかわかるか?」

はやてちゃんがおそらくわかるだろうシホちゃんに話を振りました。
きっとシホちゃんなら知っていると思うから、私も。

「ええ、まぁ…。ナハトはドイツ語で夜あるいは闇、そしてヴァールはおそらくだけど北欧神話の誓いの女神『ヴァール』からとってきたのかしら?」
「正解だ」
「…そう。でもはやて達との関係を合わせるように直訳すると夜天の誓い、か…。それはやっぱり切り離した自分自身を忘れない為のものなの?」
「ああ。もう消えてしまったが私の半身だったのには変わりはない。だから忘れてやるわけにはいかないだろう? 謂わば戒めのようなものだ」

リインフォースさんはリインフォースさんでやっぱり苦悩を抱えているんだね。
引きずっているわけではないだろうけど残したいものがあるんだろうと私は思いました。
そしてお話はこれで終了になりました。
それから全員で後片付けをして私達は帰りの準備をしているところではやてちゃんが、

「なのはちゃん、フェイトちゃん、シホちゃん! これから長い付き合いになるやろうけどよろしゅうな!」
「うん!」
「わかった!」
「ええ!」

そして私達は八神家を後にして家に帰ることにしました。
これからが
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