第58話 最強タッグ! 宇宙怪獣をぶっとばせ
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んでいけたのだ。
そして、なのはが居たからこそ、チームの結束は固い物となり連勝をしてこれたのである。
だが、今その二人は此処に居ない。その分自分が頑張らねばならないのだ。
「なのはや甲児さんが居ないんだったら、その分私が頑張るんだ。今まで二人に助けられてばっかりだったんだし……それに今此処にウルトラマンも居ない」
そう、かつて共に戦ってくれた光の巨人。即ちウルトラマンの姿も此処には無かった。
彼等は深い傷を負い光の国へと帰ってしまったのだ。
だが、信じている。いつか必ず帰ってくると。その為にも今は自分達の手でこの星を守らねばならないのである。
***
工業地帯を我が物顔で歩き回るギルギルガン。目の前にある建物を片っ端から食い荒らして行く。その様はまるで化け物以外の何者でもなかった。
すると其処へ例のボスボロットが現れる。
「やいやい、其処の大食らい怪獣! そんな建物よりもこのボスボロットの方が肉付きが良くて美味しいわよ〜ん」
目の前でクルクル踊りながらボスが叫ぶ。するとそれを聞いたギルギルガンが涎を垂らしながら迫ってきた。
「来たな! それ逃げるぞ!」
ギルギルガンが追って来たのを確認し、ボスは一目散に逃げ出す。そんなボロットを追ってくるギルギルガン。
狙い通りだった。
あのギルギルガンは鉄が大好きな様だ。その為全身鉄で出来てるボロットを見て食べずには居られないのだろう。正しく作戦通りであった。
後はこのギルギルガンをなるだけ安全に倒せる箇所に誘き出せば後はグレートとゲッターが片付けてくれる。
「ボシュゥ、何処にあいつをおびき出しますかぁ?」
「この辺に確かゴミの収集所があっただろう。あそこなら結構広いから存分に戦えるだろう。それに戦闘したって辺りにはゴミしかねぇんだし」
そう言うなりボロットは急ぎ工業地帯の端にあるゴミの集積所へと訪れた。其処は産業の際に出来た廃棄物等を固めて置かれた正にゴミの島でもあった。その広さは実にドーム球場数個分に匹敵する。
此処なら存分に戦える筈だ。
「さぁきやがれ食いしん坊怪獣! このボロット様を食べたかったら此処までおいで〜〜」
明らかに挑発する様に動くボロット。そんなボロット目指して涎を垂らしながら迫るギルギルガン。だが、その時地中から現れた何かがギルギルガンを突き倒す。
それはゲッターライガーであった。地中で待機していたライガーが地面から奇襲を仕掛けたのだ。
さらにそれだけではなかった。上空から稲光が起こる。
グレートマジンガーが呼んだ稲妻である。
奇襲攻撃を受け態勢を崩したギルギルガンに向かい容赦なくそれを叩き込む。全身がスパークし300万ボルトの電流
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