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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第11話「クラス代表決定戦02」
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ズといい、イギリスで開発された第3世代型です」
薫子
「第3世代型というと、イメージ・インターフェイスを利用した特殊兵器実装型ですよね。ということは、ブルーティアーズには隠された機能があるといってもいいのですね!」
鏡也
「その通り! 何の機能かは始まってからのお楽しみということで♪」
薫子
「お〜、非常に楽しみです! さて、続いては織斑選手からの意気込みです! え〜、一応取材陣が聞きましたが……」
鏡也
「聞きましたが?」
薫子
「面白くなかったので勝手に捏造します【意地があんだよ! 男の子にはなあ!】だそうです」
一夏
『勝手に捏造するな!!!』
鏡也
「おっと、ここで織斑選手の登場です」
薫子
「ナイスツッコミ! っと、ちょっと落下しましたよ」
薫子の言うとり、Aピットから飛び出た一夏であったが、少々バランスを崩したらしくほんの少しだけ落下してしまった。
が、すぐに体制を立て直してセシリアよりやや下の位置まで浮遊し、両者はにらみ合う形となった。
鏡也
「まだまだ練習不足なんでしょう。機体が安定していない…」
薫子
「…ですけど、少し安定しすぎではありませんか? 聞いた話だとこの1週間でのIS訓練は1度しか出来なかったということですが…」
鏡也
「彼が剣道場で稽古をつけていたのは知ってますね?」
薫子
「ええ…」
スポーツと同じでISも体力や集中力が必要不可欠。
ISを借りるにも訓練機の数が少なく、実際に練習できる日はそう多くない。
その為、部活動で集中力や体力を身に着ける生徒も多いのだ。
よって、操縦科の生徒は運動部に入る者が多く、逆に整備科は文化部に入る者が多い。
因みに、オラクルに所属しているほとんどは
変人
(
変わり者
)
で構成されている。
鏡也
「彼が剣道場で稽古をしている間に、彼の友人達が2・3年生にISの感覚や練習方法を聞いて回っていたようで、それを彼女たちなりに纏めて織斑選手に渡し、たった一度の訓練で何とかモノにしたのでしょう」
薫子
「なるほど、そうでしたか…。さて試合はすでに開始となっていますが両者ともに動きませんね。何やら
個人回線
(
プライベートチャンネル
)
を使って会話をしているようですが…、一体何を話しているのでしょうか?」
鏡也
「 【オ】最後のチャンスをあげますわ。
【一】チャンスって?
【オ】私が一方的な勝利を得るのは自明の理。今ここで謝るのなら許してあげるのもなくってよ。
だそうです」
薫子
「声帯模写に読唇術ですか? 凄いですねって、何ですかその眼鏡と蝶ネクタイは!? はっ、まさか…」
鏡也
「ええ、作りました。小さくなった少年探偵の蝶ネクタイと眼鏡を!!」
薫子が向けた視線の先、そこには小
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