第二章 A's編
第五十七話 『これからの未来への道』
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これが闇の書事件のすべての真実よ」
私が主になって話をしてしまったが全員は「分かりやすかった」と言ってくれたのでいいだろう。
そしてはやてが、
「…そんな大層貴重でシルビアさんからせっかく受け継いだ魔法を私達なんかに使って、後悔はしていない? シホちゃん…」
「後悔はしていないわ。力は使うもの。それで笑みを浮かべるものがいるのなら私は決して後悔はしない…。
それに第三魔法『魂の物質化』だけは残っているのだからもう気にしていないわ」
「そか…。よかったわ」
それでお話はすべて話し終えてこれで全部隠し事はなくなり、後はみんなでクリスマス会を楽しむのだった。
◆◇―――――――――◇◆
そして家に帰宅後、リンディさんとフェイトも家にやってきて桃子お母さんに今まで私となのはがしてきた事を話して、それぞれ理解してもらい、
「これからもこの魔法の力で働きたいと思っているの…」
「私もまだしっかりと決めていませんけどなのはと大体同じ意見です」
「なのはにシホちゃん…」
「どうかこの子達の将来を検討してもらえないでしょうか? 私達も微力ですか助力します」
リンディさんの話で桃子お母さん達は難しい顔をするけど、でもしばらくして、
「なのはとシホちゃんの事…頼んで構いませんか?
私達はもう二人の意見には反対はしません。ですがこれでも親ですからやっぱり心配をしてしまうんです」
士郎お父さんがそうリンディさんに言う。
「わかりました。ありがとうございます。私の話を理解していただき感謝します」
「なのはにシホちゃん。やると決めたからにはしっかりとやるんだぞ?」
それで私となのはは元気に「はい!」と返事を返した。
そして私からも紹介したい人がいるのでアンリミテッド・エアを取り出して、
「セイバー、出てきて」
『わかりました』
セイバーが鎧は纏っていないドレス姿で現れて、
「シホの守護者のセイバー・アルトリア・ペンドラゴンです。以後、よろしくお願いします」
セイバーの事を私の話で知っていたみんなは驚きの顔をして、でも新たな家族の訪れに歓迎したのだった。
◆◇―――――――――◇◆
……………お話は概ね本来の歴史の綴りを辿って再構成されていく。
平行世界は無限大。各々個人のあらゆる選択によって無限に違う道を進んでいこうとする。
何名かの異世界からの来訪者の存在。
本来消える運命にあったもの。
理由は様々だがそれでも世界の意思は安定を保っていく。
しかし、ある平行世界で悲劇が起こる。
それは、交わらないはずの近くの世界を侵食し始めようとする。
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