第二章 A's編
第五十七話 『これからの未来への道』
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そしてここでフェイトとの初めての出会いの話。
最初はすずかの家の猫が巨大化した事から始まったジュエルシードの争奪戦。
「私はそこでなのはとシホと初めて出会ったんだ。ジュエルシードを奪い合う敵として…」
「フェイトちゃん…」
「…大丈夫だよ、なのは。私はもう母さんの事は吹っ切れているから…」
「うん…」
それから色々話し出す。
温泉でも敵対したりして名前を名乗りあった。
街中で敵対したりして私が次元震の衝撃をロー・アイアスで防いで重症になったり。
「そしてその次元震を合図にして時空管理局が介入してきたわ」
「時空管理局…?」
「そう。次元世界をいくつも統括して守っている組織の事。その世界では普通に魔法が使われているのよ」
「私ももとはそのミットチルダ出身なんだよ。生まれが特殊だけれども…」
フェイトがそれで顔を伏せる。
それを私となのはが慰めながら話を進めていく。
「それから色々あってリンディさんを中心とするアースラスタッフと一緒にジュエルシード集めを手伝っていたの」
「あの期間なのはとシホが学校に来なかったのはそれが大元の原因だったのね」
「ええ」
「それである時にフェイトちゃんが無茶をして海上で一気に残りのジュエルシードの封印にかかったの」
「でも、私とアルフじゃそれを防ぐことはできなかった。それで暴走をして諦めかけた時になのはとシホが助けてくれて一緒になってジュエルシードを全部封印したんだ」
「そんな事があったんだ…」
それですずかが驚きの表情をしていた。
「うん。そしてもう全部ジュエルシードは回収し終わっていたから、私とフェイトちゃんで最後の戦いをしたんだ。
お互いのジュエルシードを全部かけて…。そして戦いは行われていって最後には私が勝利したんだ」
「あの時の光景は今でも忘れられないなぁ…。なのはのスターライトブレイカーが私に迫ってくるといった光景は…」
それでフェイトは少し苦笑いを浮かべる。
「それってこの間のシホが防いだ桃色の光のこと…?」
アリサが気づいたらしくその事をいった。
「ええ。まぁあれよりは控えめだったけどね…。
でも、正直言えば真正面から抑えていた私は恐怖がすごかったわ。
宝具のアヴァロンを使っていなかったらきっと貫かれていたと思うし」
「もう、また私を化け物みたいに言うんだから〜!」
「ごめんごめん。でもそれくらいなのはの魔法の威力は凄まじいってことよ」
「むー…」
納得していないという顔だけどとりあえずなのはは一応黙った。
「でも、それからついにフェイトの母親であるプレシアが動き出したの。
フェイトの持っていたジュエルシードを回収して…そして、これは私の口からは言えないわね」
「うん。大丈夫だよ、シホ。私
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