第二章 A's編
第五十七話 『これからの未来への道』
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妥当か。
過去も含めてかなりの罪があるのだから軽いものだろう。
「私は嘱託扱いだからなのはちゃん達の後輩やね」
はやてがそう言って笑う。
その後、はやての主治医の石田先生がはやてに今日はちゃんと帰ってくるようにと言っていた。
「昨夜とか今朝はやっぱり大変だった?」
なのはがヴィータに聞く。
それにヴィータは「ああ」と答え、
「無断外泊だったからシグナムとシャマルがめちゃくちゃ怒られていた…。
それにリインフォースと士郎という新しい家族の紹介もあってかなりカオスだったな」
「そうなんだ…怖い先生なんだね」
「でも…」
指切りをしている光景をヴィータは見ながら、
「いい先生だ…」
と、言っていた。
と、そこでフェイトとシグナムが目を合わせると二人共黙り込む。
多方理由は決着の件だろうね。
「テスタロッサ」
「はい、シグナム」
「預けた勝負、いずれ決着をつけるとしよう」
「はい。正々堂々、これから何度でも…!」
フェイトの言葉にシグナムはちょっと驚いた顔をしたけど、でも笑みを浮かべてフェイトの頭を撫でていた。
それと私の方にも向くと、
「シュバインオーグ…お前との決着もつけねばならん。いつかつけるぞ?」
「私は構わないけど、本当にあなたってバトルジャンキーね…」
「ふっ…褒め言葉だ。それとセイバー殿とも後で一度稽古をつけてもらいたいと言っておいてくれ。
主はやてに聞いた話だとセイバー殿は彼の騎士王だというのだから是非戦ってみたい」
「あはは…まぁ、頼んでおくわ」
「よろしく頼む」
それでシグナム達は八神家に先に帰っていった。
◆◇―――――――――◇◆
そしてすずかの家につくとそこにはアリサが立ちはだかっていた。
「…さぁて、アンタ達の嬉し恥ずかし告白会と洒落込むとしましょうかね?」
「…アリサ。顔が悪役よ?」
「黙らっしゃい、シホ。あんたの事も全部喋ってもらうんだからね? あたしだけ仲間はずれなんて許されないんだから!」
「はいはい…長くなるけど、いい?」
「構わないわ! かかってきなさい!!」
『あはは…』
それで全員苦笑いを浮かべることになった。
それから中でお茶会をする場所に移動して全員に紅茶やお菓子が行き渡ってから、
「…さて、それじゃ始めるとしましょうか? まずはなにを話すとしましょうか?」
「全部よ。それ以外はありえない」
「あ、アリサちゃん…私はシホちゃん関連は大体知っているけど涙無しでは聞けないけどいいの…?」
「大丈夫よ」
「それじゃまずは私がまずこの世界にきた経緯からかな…?」
そしてまず私はこの世界に来る前のお話。
衛宮士郎として駆け抜けた半生。
それを語りだして最初の
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