暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十七話    『これからの未来への道』
[1/9]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話






Side シホ・E・シュバインオーグ


私達は翌日の事、はやてを迎えに病院へと向かっている。

「はやて、病院に戻ったんだ」
「そういえば入院中に抜け出しちゃったんだもんね〜」
「そこらへんの事は計画外だったからなんとも言えないわね」

それで三人ではやての病室に入るとそこにはザフィーラ以外の守護騎士とリインフォースと士郎の姿があった。
リインフォースはどうやらシグナムの替りの服を着ているようで、士郎に関しては黒のシャツにパンツというまるでアーチャーの日常服とまんま同じ格好だった。

「ああ、きたのか」
「おはよう。なのはちゃんにフェイトちゃんにシホちゃん!」
「あれ?」
「もう退院…?」
「残念…。もうしばらくは入院患者さんなんよ」
「そうなんだ」
「ま、もうすっかり元気やしすずかちゃん達のお見舞いはお断りしたよ。クリスマス会直行や!」
「そう」
「昨日は色々あったけど最初から最後までほんまありがと。特にシホちゃんにはとっても感謝しとるんよ。な、リインフォース?」
「ええ。シュバインオーグ、ありがとう」
「もうそれはいいって…」
『あはははは!』

それで笑いが起こったけどまぁいいだろう。
それからはやての首にかけている闇の書の欠片の話になった。

「私な、管理局に勤めようと思ってるんよ」
「…はやてはただ巻き込まれただけなのよ? いいの?」
「シホちゃん、心配してくれてありがとな。でももう決めたことなんや。
それにリインフォースやシグナム達、それに士郎もそれに付き合うと言ってくれたから私は頑張れる」
「士郎もやっぱり管理局に入るのね」
「ああ。魔導師推定ランクはお前の魂の改竄のおかげでSランク突破してしまってな。
是非との声が上がってしまった。
そして、私の家族であるはやてがやるというのだから付き合わない訳にもいかないだろう?」
「そう…。それじゃ一つ忠告しておくわ。
私達の投影魔術はレアスキル判定が出るまで内緒にして転送魔術としておきなさい。
私もわざわざ管理局にまで魔術協会のように追われるのだけは勘弁だから」
「わかった。肝に銘じておこう」

士郎もそれは勘弁のようで私に苦笑いで返してくれた。
でも、これで大々的にばれる心配の種は減ったわね。よかったよかった。

「それとな、今回の件で私達は管理局から保護観察を受けることになったんよ」
「そうなの?」
「まぁな…」
「管理局任務への従事、という形での罪の償いも含んでいます」
「クロノ執務官がそう取り計らってくれた」
「任期はかなり長いんですけどはやてちゃんと離れずにいられる、多分唯一の方法だって…」

シャマルさんがそう言う。
ま、無条件で許されるわけではないからそこら辺が
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ