紅の王〜
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
開く。
「・・・」
天井だ・・・しかも人工的で・・・よく周りを見ると、空調装置などの機械が沢山ある。・・・そこまで見て・・・やっとこの考えに至った。
「(帰って・・・きたんだ・・・)」
起き上がろうとしたが・・・身体に力が入らない。当たり前か・・・二年間も寝たきりだったのだから。その時、看護婦が入ってきた。そして俺と目が合うと、手に持っていたクリップボードを落とした。
「き、桐ヶ谷さん!?せ、先生!先生ーーー!?」
慌ただしく出ていく。耳を済ませば廊下からざわめきが聞こえて来てる。
「(・・・みんな・・・無事なんだ・・・)」
ゆっくり目を閉じる。頭にあったのは家族に会ったときなんと言おうか・・・そんなことだった・・・
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ