暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
レッドノートと戦い、再び!
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て・・・どうするか・・・。

「ふん。」

パァン!!

「!?」

「木を無くせばいいか?」

木を飛ばすか・・・!!

「ここの周りを飛ばすか。」

レッドノートは両腕を肩の高さまで上げた。

「はああぁぁぁぁっ!!!」


パァァァァァァァァン!!!!


「・・・いないか・・・。」

「(あっぶねー・・・!この木じゃなくってよかった・・・!)」

俺の隠れている場所はレッドノートの魔法の範囲から遠い所にいたからだ。

「(だがいつまでもいられねえ!静かに移動しよう。)」

俺は匍匐前進でレッドノートから遠ざけようとした。
幸いにも、草のおかげで俺の姿を見られる事は無かった。

「どこだ・・・どこにいる・・・!」

レッドノートは俺を探す為、移動し始めた。

「はぁぁぁぁぁっ!!!!」


パァァァァァン!!!!


「っ!!」

やばい・・・!奴の範囲がここまできた・・・!!!

「(くそ・・・せめて、元に戻れば・・・!!)」

「はぁぁぁぁぁっ!!!!」


パァァァァァン!!!!


「うわああっ!!」

しまった!!もう範囲に入ってたか!!!

「そこか・・・!」

やっべ・・・!!!

「見つけたぜ。」

レッドノートは俺に近寄ってきた。

「さっきの礼をさせてもらいぞ!」

レッドノートは俺を蹴った。

ドス!!

「ぐぁ!!!」

「ふん!」

次は踏みつけた。

ドスン!!

「おらおら!!」


ドス!ドス!ドス!ドス!!


「(やばい・・・!このままじゃ・・・!)」

このままじゃ、蹴られ続けて殺されちまう・・・だが、次の瞬間だった・・・!


パァァァン!


「っ!?」

「おらぁ!」

ガシッ!

「っ!?」

「光竜の咆哮!!」

俺は急いで、光り輝く強力な光線を放った。


ドスゥゥゥゥゥン!!!!!


「ぐあああっ!!!」

「っ!力が戻った!!」

突然力が抜けたと思ったら、戻ったぜ!でもなんでだろう・・・。

「力が戻ったか!まぁいい!その方が殺しがいがある!!」

レッドノートはそう言う。
実はアズマが島のコントロールをし、コージ達の魔力を奪い続けていたが、
エルザがアズマに勝利し、コージ達の魔力が戻ったからなのだった。


「あのギルダーツも魔力を失っちゃあ、てんで話にならねぇな。」

時をほんの少し戻り、ブルーノートがそう言い、倒れているギルダーツを踏んでいた。


ガッ!!


「!」

突如、踏みつけていた足がギルダーツの手によって塞がれた
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