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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十六話    『第三魔法による救い』
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出話を頭で纏めておかなきゃね。
なのは達にもどういった経緯で第三魔法を会得したとか、聖なる錬金術師の件も話さなきゃいけないし…」
「うん、教えてね…?」
「ええ」

それで今日はお開きになった。


◆◇―――――――――◇◆


Side リンディ・ハラオウン


今私はレティと話をしている。
そこにフェイトさんから連絡が入った。
それでいくつか驚く報告があったが概ね解決したという。

「フェイトちゃんから…?」
「うん。魔導書本体の消滅を確認…後、シホさんの目覚めた力でリインフォースを救う事ができたって…」
「目覚めた力…?」
「ええ。なんでも古代ベルカ時代のレアスキルらしくて『創造物質化』という魔法でリインフォースの精神だけを取り出して魂を宿して体すら新たに創造したっていう話よ」
「魂の物質化に体の創造…とてつもないレアスキルね」
「ええ。でもそれは劣化を繰り返していて一回きりだからもう失われたという話。でも『魂の物質化』という魔法だけは残ったそうよ」
「それだけでも十分レアスキルね…彼女は、管理局に入ってくれるかしら?」
「まだわからないわ。でも前向きに検討してくれているそうよ」
「そう…」

それからレティがシホさんがグレアム提督と協力していた件について話した。

「それと今回シホちゃんとフィアットちゃんがグレアム提督と協力関係にあった件についてもグレアム提督の口添えで不問になるみたい。
グレアム提督はともかくシホちゃん達ははやてちゃんを救う事を念頭に入れた計画だったらしいからなんとかグレアム提督が最後の仕事としてもみ消したとか…」

それからグレアム提督の件に関して話し合われた。

「グレアム提督の件に関しては提督はリーゼ達と短くない期間の間、刑務所に入って罪を償った後、故郷に帰るそうよ」
「やっぱり罪はあるのよね。
具体的には管理局員でありながら捜査を混乱させたクラッキングに捜査妨害…他にも過去の闇の書のデータの改竄。
それに加えてリーゼ達のシホさんの非殺傷設定を解除した殺す目的での魔法の使用で民間人殺人未遂が含まれてくるから。
それに何の罪もないはやてさんを封印しようと企んだ。
それは闇の書を封印しようとした事はいいことだけどやり方がダメね。間違っているといってもいいわ。民間人の犠牲で終わらそうとするなんて…」
「かなり重い罪になるわね。情状酌量の余地もあるとはいえ魔力も大幅封印されてしまうでしょうね。だからリーゼ達ももう戦うことはできないでしょう」
「シホさんが言うにはもう気にしていないらしいけどやっぱり罪は罪よね」
「だから三人ともこれから少なくない罪を償っていくらしいわ」
「そう。でもこればかりはしょうがないからね」
「ええ」

それで一旦話は
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