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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十六話    『第三魔法による救い』
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のははどうなの…?」
「私は、執務官は無理だと思うけど、方向は多分フェイトちゃんと一緒。ちゃんと使いたいんだ、自分の魔法を…」

それでなのはとフェイトは笑みを浮かべる。

「そういうシホはどうなの…?」
「そうだよシホちゃん。私達だけ聞いておいて自分だけ内緒はないよー」
「う…やっぱり聞いてくるのね。まぁとりあえずまだ私は応検討かな?
でも、もうかなり管理局の流儀に染まっちゃったし、事件に巻き込まれていく内に自身に隠されていた力に目覚めた事もあるし局入りはマジメに考えようと思っているわ。
自分ごとでも考えれば管理局という後ろ盾が欲しい事だし…」
「後ろ盾…?」
「どういう事…?」
「私の持つ様々な技術…投影魔術に固有結界、第二魔法『平行世界の運営』、第三魔法『魂の物質化』。セイバーというユニゾンデバイス。
これらはもし全容を知られれば狙われる可能性は山となってくるわ。
だから集団の中で後ろ盾を作って匿ってもらい、そしてレアスキルとして認定してもらいたいところが私の今の考えよ」
「あー…そうだね」
「うん。それは納得だね。まだ知られていないけどどこかでバレちゃう事があるから。
特にリインフォースを人間にしたのは隠す事はできないだろうし…」
「その通り。ま、気長に考えていくわ」
「そっか…」

と、そこにユーノ、フィア、犬形態のアルフが目の前から歩いてくる。
フェイトとはマンションの前で別れてユーノ達と家に帰っているところだ。
話によるとユーノとフィアは無限書庫の司書をしないかと誘われているらしい。

「でも私はできるならお姉様のもとについていきたいですから。
もしお姉様が管理局に入るのでしたら私も戦う力がありますし武装局員と無限書庫の司書を兼任というのもありかもしれません」
「そっか。でもあなたの未来なんだからじっくり考えなさいよ?」
「はいです」
「でも本局に寮も用意してもらえるみたいだし発掘も続けていいって話だから僕は決めちゃおうかなって…思っているんだ」
「そして未来はユーノは司書長になるかもしれないという訳ね」
「うん。その可能性もあるかもしれないね」
「本局だとミットチルダより近いから私は嬉しいかな」

なのはがそう言う。
それでユーノが嬉しそうに「本当?」と聞きなのはは「うん!」と答えていた。
なにやらこの二人の雰囲気はいいものかもしれないと思ったわ。
そして別れ際、二人は仕事が決まるまでアースラにいるというらしくまた会えるね。と言って私達は別れた。
そしてなのはと私の携帯にメールが来ていてすずかから明日フェイトやはやてを交えたクリスマス会をしようという話になった。

「ちゃんと話さないといけないね」
「そうね。特にアリサは私の事を一から聞いてくるだろうし…また思い
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