第二章 A's編
第五十六話 『第三魔法による救い』
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ん…私の家族を、頼みます」
「ええ。はやて…。それじゃやりましょうか。セイバー、魔法制御のためにユニゾンを!」
「はい、シホ!」
『ユニゾン・イン!』
セイバーさんがシホちゃんに融合して金髪碧眼となった後、
「それじゃいくわよ! まずはリインフォースと士郎の魂を物質化するわ」
シホちゃんは目をつぶり細かい呪文を唱えながら魔法陣が展開した。
そしたらリインフォースの体から光の玉が飛び出してきた。
途端、リインフォースはその場に倒れてしまった。
…って、え!?
「し、シホちゃん!? リインフォースが!」
「大丈夫だはやて。それはもう意思のない抜け殻だ。っと、私ももう―――」
士郎がそう答えて、そしてすぐに士郎も体が消え失せ光の玉へと変化した。
二つの玉が浮かび上がる中、
「…魂の改竄、執行!」
二つの光が色々な光を放ち少し変化した。
「体の創造を魂の情報から再現…」
すると二つの光を中心にどんどん輪郭ができてきて二人の体がどんどん現れ出す!
そして完全に二人の姿が出来上がると、
「全行程、完了………二人共、目を開けてみて?」
そしてゆっくりとリインフォースと士郎は目を開ける。
二人は体を調べ初めてそしてまずリインフォースが驚きの表情をする。
「これは…人間の体だと、いうのか?
それにリンカーコアも正常に働いている。身体能力も変わりはない…いや、全体的に能力が強化されているのか…?」
「ええ。リインフォース。あなたの魂の情報を改竄させてもらったわ。
だから今から鍛え直せばすぐに闇の書時代にまで実力を取り戻すことができるわ。
それにせっかく人間に生まれ変わったんだからもう苦しむ必要はないわ」
「シュバインオーグ…すまない。そして、ありがとう…」
リインフォースが助かったことに変わりはないので私は嬉しくなり思わずリインフォースに抱きついてしまった。
「リインフォース! もうあなたは自由なんよ! 一緒に生きられるんよ!」
「はい…はい…!」
また涙を流しているけどこれはきっと嬉し涙や。
「…うん。さて、士郎の方はどうなっているかしら?」
「ああ。解析で調べさせてもらったが私の身体能力も生身だけでもかなり向上している。
そして魔術回路が四倍の108本に増えている。しかも精神年齢と身体年齢が二十歳にまで下がっている。これは…?」
「私だけ恩恵を受けてるのはなんか嫌なのよ。だから魂の改竄で魔術回路の数を増やして魔力容量も倍以上にさせてもらったわ。
それに、リンカーコアも精製されているでしょ? 余計なお世話だと思ったけど私と同じくらいの魔力容量にしておいたわ。
そして私と同じように魔術回路とリンカーコアをリンクさせたんで宝
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