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妖刀使いの滅殺者
第3話
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よく創れたな、大変だったろ」

「まぁね、レイの訓練のお陰で下層ならなんとか出れるようになったからね。地道に稼いだの」

「ありがとう」

俺はそう言って指輪を左手の薬指にはめた

「これで、お揃いね」

「あぁ」

俺に微笑みかけてくれる俺の一番大切な存在は隣に座って左手を掲げた。俺もそれにならって左手を掲げる

――ずっと一緒だよ、レイ
――もちろん一緒だ、サチ

二つの指輪が俺たちを繋いでくれる――

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