暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第48話 邂逅
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一方周りはそれを羨ましそうに見てたり睨んでたりするわ。

「こ、今度から気を付けなさいよね!」

「あ、ああ……ってちょっと待て。今度ってなんだ?」

「〜〜〜っ」

 あ、レイナーレの顔が更に赤くなった。一方その光景を見ていた匙くんは呆然としてるわ。

「な、なんだよこれ。おい兵藤! お前どんだけ女囲んでんだよ!?」

「ばっ!? そ、そんなんじゃねえよ!」

「誰が見たってそうじゃねえか! 美人の幼馴染4人に金髪美少女に墮天使ってどんだけだ!? てめぇなんか死んでしまえ!」

 そこからは醜い暴言の吐合になった。まあイッセーの立場って他の男子からは妬ましく思えるだろうししょうがないかな?

「あなたも大変ね、ソーナ」

「そちらも」

 そんな様子を部長と会長は呆れたような表情で見てるわ。

「そうそうリアス、これであなたは眷属が全員揃ったことになりますね。おめでとう」

「ありがとうソーナ。まあまだ彼女たちを使いこなせてはいないのだけれどね」

「本当は私もあと1人騎士(ナイト)が加わって欲しかったのですけれどね」

 そう言いつつ会長は私の方を見てきた。

「何度かアプローチしようとしたのだけれど、振られてしまいました」

 あ〜、そういえば……

「なんか避けてるみたいになっちゃってすみませんでした」

「ふふ、いいのですよ。あなたをお茶に誘った時本当に用事があったのは知っていましたし、どの道私の残りの駒ではあなたを転生させることはできませんでした」

 そういえばそうよね。っていうか部長の駒で転生できた事自体私は驚きだったんだけど。と、その時会長の影から巴柄がひょっこり顔を出した。

「どうせなら火織ちゃんの駒をトレードしてこっち来ない?」

「あら、それはいい考えですね、巡。どうですか火織さん?」

「ちょ、ちょっと! この娘は私のものよ!」

 そう言って部長は私を後ろから抱きしめてきた。

「あはは、そういうことらしいんで、すみません」

「そう、残念ですね。もし考えが変わったらいつでも来てくださいね」

 そう言って会長は引き下がった。私、そこまでして欲しいかな?

「さて、互いの新人の紹介もこの程度でいいでしょうね。それでは私達はこれで失礼します。サジ、あなたもいい加減にして帰りますよ」

「ちっ、俺んところの生徒会メンバーはお前んとこより絶対に強いんだからな」

「じゃあね、火織ちゃん。また明日」

「巴柄、明日球技大会だから部活ないわよ?」

「あ、そういえばそうだっけ。でもまあ試合で会うかもしれないし。じゃね!」

「リアス、球技大会が楽しみね」

「えぇ、本当に」

 そうして生徒会のメン
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