夏の終わり
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の台詞も途中で悲鳴に変わった。男の左腕には『アラクネ』の装甲脚の先端が突きたてられていた。
「はっ! 気持ちよすぎて死んじまいそうってか? 男は挿すことはあっても刺される事はまずねえもんなあ?」
「殺すなよ。そういう命令だ」
「テメエに言われるまでもねえんだよ!」
オータムは忌々しそうに装甲脚を男から引き抜く。新しい鮮血が装甲脚を彩り、男は痛みで声さえも出ない。
そんな男を気にすることもなく2人は出口へと向かう。そしてその場に立つものはいなくなり、10分後基地そのものに静寂が戻った。今までの蹂躙劇が幻影だったかのように……
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