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魔法少女リリカルなのは ―転生した者たちの闘い―
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第1話 新たな場所と世界
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なあ、なんなのその魔力値って?」

「魔力値は、魔力の量のことじゃ。お主はこういうのは知らなかったからのぅ。ワシからのサービスじゃ。最初の二人はどうなっているか知らないのじゃがな」

おおう、マジか、有り難いな。

「術式はミッドチルダ式でいいかな?」

「ミッドチルダ式ってなんだ?」

「術式は2種類存在する。一つはミッドチルダ、簡単にいえば近代かのぅ?もう一つは古代ベルカ式。昔に使われていた術式のことじゃ」

なるほど、分かった気がする。そういえばまだデバイスがマダだったな

「うむ、最後にお主はデバイスの名前を考えなければならぬぞ」

「・・・デバイスの名前?」

「そうじゃ、デバイスにはまだ名前がないのじゃ。まあ、決めるのは出してからで良いがな」


「良いがな」と言ったところで指を鳴らす。鳴らした瞬間に女の子が現れた。
女の子の容姿は10〜12歳位で、髪の色は薄いエメラルド色で目の色は緑色で、髪の毛が腰まである。


「どうじゃ?結構可愛いだろ?」

「ああ、可愛いな。けど、幸に似てるんだよな?見た目が」

「そうなのか?すまんな、似ていたら」

「別にいいよ、それより名前か・・・」

「龍次よ、名前はあっちの世界でやってくれないか?もう時間なんじゃよ」

「時間?時間って、ここに入れる時間のことか?」

「そうじゃ、それと一つ言っておく。金は月に20万ほど振り込んでおくからな、それと今からお
主の家に繋ぐからな」

「えっ!?そんなに送ってくれるの?ありがとうなじいさん」

「礼は要らぬ。お主のこと気に入ったからな」

「そうか、じゃあ、願い事決まったらまたここに来るよ。その時は必ず叶えてくれよ?」

「うむ、分かっておる。では、気を付けていくんじゃよ」

そう言った瞬間に、足元に穴が空き、デバイスの女の子と一緒に落ちていく


え!落ちるの!?

「おい!じいさん!どうやっても無理だ〜〜〜!!」

龍次の意識はそこで無くなった

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