<閃光>が来た意味
[8]前話 [1]後書き [2]次話
「こんにちはー」
「お邪魔します、エギルさん」
片方はいつも通り全身を蒼に包んだナギサ
そしてもう一方を見た時、俺はフリーズした
「よう、アスナ」
「こんにちは、キリト君」
紅白の騎士風服と整った顔立ち
キリトの呼んだ名が正しければ、SAO十指に入る有名人
彼女は名をアスナという
SAOではレアな美人の女性であり、<閃光>と詠われるほどの実力の持ち主。攻略組最強ギルド<血盟騎士団>ーKOBの副団長
町に出回っている写真は見たことがあったが、本物がここまでとは
「おまたせ、ザイン」
「お、おう」
半ば呆然としていた俺をナギサの言葉が現実に連れ戻す
「そういや、何で俺をここに呼んだんだよ」
俺の質問に答えたのは、意外にもアスナだった
「ザイン君だよね。私はアスナです。・・・あなたの力が借りたくてきたの」
言って、店の隅の四人掛けテーブルを勧める
エギル以外のおそらく同年代であろう四人で腰掛ける
「んで、俺の力を何に使うって?」
答えはある程度予想していた
おそらく俺にとってあまり歓迎できない話
アスナは副団長であるにも関わらず、攻略の全権限を持つ
続く言葉に俺は自動的に長考に入る
「ボス戦にー参加してほしいの」
[8]前話 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ