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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第106話:私たち、結婚します!(4)
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「いいところだと思いますよ。人は優しいし、環境も厳しいわけじゃないし。
 引退したら、こっちに住むのも悪くないかもしれませんね」

「引退したら・・・って、ずいぶん先のことじゃないですか?」

「まあ、そうなんですけど、いずれ来ることですしね」

俺がそう答えると、なのはが呆れた目を向けてくる。

「ゲオルグくん、それはさすがに気が早すぎるよ・・・」

なのはの反応に俺もすずかさんも噴き出してしまう。
それを見て、はじめは憮然としていたなのはも最後には笑っていた。
やがて、転送地点にたどり着き、すずかさんが俺達から距離を取る。

「きっと、また来てくださいね。 その時はおもてなししますから」

「はい、必ず」

そう言って頷いた時、俺達3人を白い光が包み込んだ。
こうして、俺達家族の地球訪問は幕を閉じた。


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