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ワンピース -炎とゴムの姉は虫(バグ)-
転生〜原作開始までの道のり その1
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にゃになった新聞等を読み、この世界の言葉が読める事も理解した。 言語チート正直有難いです。 これだけは毎回神様に感謝してます。 しかも、各種世界の文字の記憶は頭の中にしっかり残っている。 文字の記憶だけなんだけどね? 平安時代の文字を解析できるけど、歴史は覚えてないって感じ、なんか不思議だと思わないかい? もうなれたけどね。

 ……海賊王が処刑されたらしい。 目玉イベント(だったような気がする)を見逃した……。 というより、これ大分前の新聞だ……。


◇◆◇◆◇


 そんな私の無人島生活は、6歳になろうかという時にやって来た、この島に放り込んだ張本人によって終わりを迎えた。
 「アモスちゃ〜ん、迎えにきたよぉ」とかけよってくるそいつを無言で殴り、地に沈めたのは言うまでも無いだろう。
 「オフゥ……、アモスちゃん、……ええ、パ……ンチ、……じゃ……ガクッ」とか言いながら倒れたけど問題ないよな?

 この無人島ともお別れかと思うとなんだか感慨深いものがある。 動物たちと交流を深め、アニマルキングダムを作りあげてしまったこともあるしな。

 私は人間なので入ることはできなかったが、動物達からは友好の印として、王の(たてがみ)を使った髪飾りをもらった。 うん、普通に二足歩行している動物とかいるし、肉球でぷにぷにの手で器用に民芸品みたいなモノを作っている動物もいる。 ……なんだろうこの島。 微妙に文明のレベルが人の世より進んでる気がする。 私がいらん入れ知恵をしてしまったからだろうか? まぁいいや。

 復活したじいちゃんと共に、この島から去る。 去り際に、涙を流しながら手を振ったり、敬礼したりする動物たちを見ながら、久しぶりに故郷に帰る私。 故郷より無人島の方が思い出が多いが気にしないことにしよう。 5歳にしてココまで濃い人生は何十と繰り返した転生人生の中でも久しぶりである。
 某白い魔王さんとか、某美少女武神さんとかこのぐらいの年からアグレッシブな奴が多かったけど……。 それはまた今度機会があれば語ろう。


◇◆◇◆◇


 そんな、こんなでもう11歳、(いやもうすぐ12歳だな)、になった。


 ……弟たちができた。


 正式には二人はできた。 もう一人はできてた。

 私より5つ年下のエース。 こいつは家のじいちゃんが連れてきて、いきなり置いていった。
 最初かなり反抗的だったが、そこは私。 しっかり、O・HA・NA・SHIしたらいうことを聞くようになった。
 何十回か前の転生先の白い魔王さん。 あなたの力は世界を超えて働くようです。

 次は、エースと同い年のサボ。 コイツもなかなか反抗的であったので、少しかる〜く武神の覇気を当ててみたら、気絶→復活→姉御どこまでもついていき
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