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双翼の願い

双翼の願い2

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礼儀正しい言葉遣いで入室してきた
そうだな
19〜22位だろうか
そいつは軍服を着こなしていた
とりあえず看護婦さんではない事だけ理解した

「早かったな ではここから後は任せるとするよ」
「了解です」
「・・・・・・・・・・・・」
気まずい
「あの・・・・・・?お話があるんですけどいいですか?」
先ほどとはまるで雰囲気の違う声だった
普通の女性だ
「・・・・・はい」
「ああよかった・・無事で何よりです!」
「・・・・心配される言われはないような気がするんですが」
「・・・・・・・」
「・・・・・・悪かったよ 何か分からんがありがとう」
「・・・・・いえ 感謝なんてしないで下さい」
「あんたがそう言ったんだろう」
「言ってません」
「・・・・・そうだったか?」
「そうです」
「それはすまん」
「もういいです」


そんな普通なやり取りの後本題に切り出された
要約するとこうだ
・俺はこの人に撃ち落されたらしい
・彼女はもう一つのシステムの適合者
・撃墜したのはシステムの暴走でという事
・民間機を落としたという事で2ヵ国間は一触即発状態


「・・・・そもそも特殊なシステムを積んだ2機が偶然近い空域で演習してたのが原因って訳か」
「そうなります」
「そして俺らのせいで戦争起こりそうぱねぇ」
「仰る通りです」
「じゃあ俺生きてましたって公表すればいいんじゃね?」
「貴方はすでに死んだ事になってます」
「・・・・戦争の口実になればなんでもよかったて事か」
「残念ながら」
「・・・・どうにかして止めたいな」
「方法は有ります」
「どんな?」
「それ・・・は・・・」


そのまま黙られてしまったのでその日は帰ってもらった
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