暁 〜小説投稿サイト〜
SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第六章 《圏内事件》
第39話 ガールズトーク
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してきたって事は、大体あたし達がコレくらいだって思ってたんですよね?」
「聞いてからアスナにでも四人目をお願いするつもりだったのよ。まさか3人で大丈夫になるなんて思って無かったわよ!」
 そ、そうだったんだ。危なかった〜、もしアスナさんと一緒だったら、どうなってただろう? もしかしたら、シュウさんがリズさんのお願いを断ってたかもしれない。……断らない確立の方が高いけどね。

「そ、そんなに驚く事ですか? リズさんはあたし達が《フィールドボス事件》の犯人だって知ってるじゃないですか」
「そうなんだけど、それでも改めて聞くとね。…………なんか今日は、シリカ達が《蘇生アイテム》持ってたり、攻略組の平均よりずっと高いレベルだと知らされたり、義兄妹だと知らされたりと……色々と驚くことが多すぎて疲れちゃった」
「あはは、大変ですね」
(おも)に、というか全部シリカ達のことでだけどね!」
「あたしたちは何もしてないんですけど……なんかすいません。…………あ!」
 リズさんに何故か謝ってしまった後、HPがイエローで止まっていたシュウさんからメッセージが届いた。もっとシュウさんのステータスを良く見てみると、レベルも85になっている。

『今から十五層まで来てくれないか?』と、書いてあったので、
『わかりました』
 と、送りなおしてから、リズさんに別れを言った。
「あとでクエストに行く日程を教えてください」
 さっきまでの心配もあったので、別れを言ったあと急いで店を出ようと走り出す。

「分かったー。頑張って兄貴を看病してねー」
 
 そんなリズさんのからかいの声を背中で聞きながら、あたしはリズさんのお店を出た。












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