27,日常
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漏れでていた。
私も、自分で言ってしまったその言葉に驚いた。でも、我ながらナイスアイデア。
「たぶんね、今キリトの方を私達のリーダーが口説いているの。だから、一緒にどう?戦闘のリハビリでも、生産職でも皆と一緒にやって方が楽だし、安全だよ」
「だけど、それは迷惑だろ?」
その言葉に私はゆっくりと首を振った。
なおも言い募ろうとするクロウを制して、ダッカーたちに声をかける。
三人には私の提案が聞こえていたみたいで、全員が笑顔で大賛成と即答してくれた。
席の端から、ケイタの呼ぶ声がした。きっとキリトの説得の方も大詰めになっているんだろう。
ちょうどいい、と思い私がそっと手を差し出した。
「ね?大丈夫だよ。行こ」
クロウはその手を暫くの間、じっと見つめた後、
「ああ、ありがとう。ありがたく、加入させてもらう」
そう言って、手を取り立ち上がった。
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