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シャンヴリルの黒猫
25話「エルフ」
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、クオリは思わず苦笑する。僅かに嬉しそうな声で「そうですか」といった。

「じゃあ、またな」

「はい。また」

 横の男共の様子をちらちらと見ていたアシュレイが、そろそろ潮時かとユーゼリアの元へ行く。
アシュレイは人だかりの中へ入っていった。

「……あんな人、初めてですね」

 残された濃茶のローブからは、風に浅葱色の髪が柔らかく揺れていた。


 グランドウルフの来襲があったとは思えないほど、穏やかだ。
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