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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
コージVSレッドノート!
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そういえば、あの悪魔の心臓(グリモアハート)のザンクロウを倒したのかな、ナツさん?)」

俺は心の中でそ思った。






























それから数分後・・・

「終わった!」

ウェンディがそう言った。

「そうか!よく頑張ったな!!」

「う、うん!」

「・・・あれ?」

俺はある事に気がついた。

「何かナツさんの服、試験の時と違い様な・・・。」

「ああ。マフラーが黒になったから、コーディネートする為に服を裏返しにしたんだよ。」

「ああ・・・そうなの・・・。
 でも、もう元に戻ったから・・・戻しておこうか?」

「あい!」

俺はナツさんの上の服を脱がせ、表に直し、再び服を着させた。

「お兄ちゃんは大丈夫?」

「ああ、俺はまだ大丈夫だよ。ウェンディこそ、治癒魔法使って大丈夫か?」

「大丈夫!まだいけるよ!!」

「そうか・・・でも無理はするな。」

「うん・・・。」

俺の言葉にウェンディは頷く。


がばっ!!


「「!!」」

ナツさんが目を覚めて起き上がってきた。

「「ナツさん!!」」

「「ナツ!!」」

俺とウェンディ、ハッピーとミントがそう言う。
ハッピーはナツの元へ駆け寄った。

「じっちゃんは!!?」

「ここにいる。」

「まだ何とも言えない状態よ。」

リリーとシャルルがそう言う。

「あれ!?マフラー・・・・・・。」

「ウェンディが元に戻してくれたんだ。ついでに服も表に戻しておいたよ。」

ハッピーはナツさんにそう言うのだった。

「ありがとな、ウェンディ。」

「いえ・・・。」

「!」

「どうしたんですか?」

ナツさんの様子がおかしい。どうしたんだ?

「くん・・・くくん・・・。」

「あ、あの・・・」

「ウェンディの匂いをかがないで下さい!!」


ガン!


「痛て!!!」

「まったく!!」

何をやってるんですか!この人は!!

「イッテ〜・・・ん!くんくん!この匂い!!」

突然、ナツさんは立ち上がった。

「ナツ、匂いって?」

「憶えてるぞ・・・何でアイツがここに・・・」

さっき匂っていたのは、その知ってる匂いの事でしたか・・・
しかしウェンディを匂うのはやめてくださいね!!

「誰の事だ?」

「ウェンディ・・・アンタも同じ匂いを?」

シャルルはウェンディに尋ねた。

「わかんない・・・私はみんなの匂いが散漫してて、場所が特定できない。」

「でも〜、愛しのコージ
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