第6巻
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に動き回り、根をネットワークにできる千住柱間の劣化体。
アスカは自身に備わる柱間の細胞をチャクラを精製できるように創った世界樹で培養し生み出してみせた。彼等を生み出す為にだけにチャクラを自製できるようによう世界樹を創っただけではない、生み出した彼等そのものが樹に自衛手段を持たせる為の鍵≠ニなる存在に。
「フフフ、そっか! やっとボクたちの役目がくるんだね」
「そうだな、だが。」
「 ? 」
「お前は、お前らゼツの中で一番できが良くつき合いが最も長い。お前には一足早く仕事をしてもらう」
「オーケー。たまには外に出てキミがくれた眼≠使いたいしね。それで、ボクは何をすればいいの?」
ゼツの中で彼≠ヘ一番できが良く、つき合いも一番長い。アスカはゼツの中で彼≠ノ最も信頼を寄せ、他の彼等より一段階上の能力をブック・オブ・ジ・エンド改によって三つも施している。
そんな彼に与えられる仕事とは……
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
夜。ビル街でありながら暗闇にて輝きを出さないとあるマフィア組織のビルオフィス。
「わ、わかった! 話す、話すから……!! お前が知りたいのは彼等≠フ情報だろ?!」
薄暗い部屋、他に人がいない中。部屋には影が二つ。
片方は何かに恐怖でも感じたのか脅え切った様子で壁に寄りかかっているが、腰が抜けて上手く立てずに尻が床に付いてしまいそう。
もう片方の影。情けなく脅えている男に恐怖を与えたのだろう、男を見下すかのように上から見下ろしている。右目の覗き穴しか開いていない面で顔を隠し表情が見えない。流れるような赤い雲が描かれている黒装束を纏う男。それに伴い謎めいた怖さを一層醸し出しているかのよう。
「……勘違いをするな」
「うぐっ!」
胸ぐらを掴みマフィアの男を無理矢理立たせては自分の目の前に引き寄せる面の男。
「俺は、お前らから情報を聞き出しに来たのではない。引き出しに来たんだ」
面にある唯一の覗き穴からマフィアの男の瞳を覗きこむ。覗きこむ穴の先には暗闇に光る赤い瞳が。
― 幻術・写輪眼!!
それは忍の世にて三大瞳術と呼ばれる最強の瞳が一つ『写輪眼』。
「あ! あがが……あ、あ、あ、あ!?」
「さあ、知っていることを全て吐いてもらおうか」
写輪を宿すその瞳に射ぬかれ精神を捕まれた者は抗うことは許されない、心を覗き見透かされ己のが五感を全て支配される。
並みの人間では写輪眼が持つ瞳力から抜け出すことなど不可能だ。写輪眼を破るには、写輪眼に対抗するには写輪眼が必
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