第6巻
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グレートブリッジ戦から数日後、ノアの方舟内にある一室。方舟の中ではなく外なんじゃないかと認識してしまいそうな森、そこにアスカはいた。
アスカの目の前には巨大な樹が一本そびえ立っている。旧世界は麻帆良にある世界樹が部屋の天上を突き破りそこに。
戦争参加前に手にした新たな物ではなく計画を思いついた過去に彼が麻帆良を訪れて得た情報を使い木遁をベースに陰陽遁を使い生み出した魔力≠セけではなくチャクラ≠ワでも精製する樹。木遁だけでブック・オブ・ジ・エンド改から得た情報を使い生み出すのは簡単だった、が。彼は、それを良しとしなかった。
計画では普通の世界樹では駄目だ。
普通の世界樹でも計画を実行するかとは可能だろう、そう実行するだけなら。計画により生み出した後が問題になる。アスカの目的は魔法世界の崩壊阻止。
だから樹を実行後も存在させ続けなければならない。その為には麻帆良にある樹と同じでは、人間の手により終わりを迎える可能性が高い。
麻帆良の樹は大丈夫だろう。
樹が生み出すは魔力による恩恵。
その恩恵を受けた土地に住み、暮らす守護する学園の者たちが常に樹を護っている。ならアスカが樹を護ればいいのかもしれない。しかし、しかしだ。アスカがやろうとしているコトが実現した場合、それは不可能と言ってもいい。
何故なら、彼が創りだそうと考えている樹の数は一本ではなく数本なのだから。
多重木遁分身を使えば人員を増やし守護に充てることはできるにはできる。
だが、彼は人間だ。術を維持続ければ精神が磨り減り、やがて術が解けてしまう。いくら強靭な精神を持っていようと10年、100年、1000年と若しくはそれ以上の月日は精神がもたない。
だからこそ、魔力だけではなくチャクラを精製できるように施した。
チャクラも生み出すなら計画発動時に忍術による術式を組み込むことが可能になる。
つまりは世界樹それ事態に自衛手段を持たせるということだ。
その自衛手段の鍵≠ニなるのが――
「ヤッホー。キミがボクたち≠フ所に来たってことは、とうとう計画が発動されるのかい?」
世界樹の根本から顔を出し一気に全体を出したソレは人の姿をしてはいるが、人とは呼べない異形。頭から爪先まで全身が眼までも真っ白な存在。
「いや、計画はまだだ。だがもうじきではあるのは確かだ、ゼツ。700年かけて俺が戦場を駆け回り世界に血を刻み続けてきた、仕掛けも充分だろ。後は奴≠フ計画の最終段階である儀式を待つ、それだけだ。」
彼等≠フ名前はアスカに呼ばれた通りゼツ¨ARUTOの世界で『うちはマダラ』が外道魔像で千住柱間の細胞を培養し生み出した地の中を自在
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