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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第四十七話    『管理局本局とリーゼ姉妹』
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Side シホ・E・シュバインオーグ


二度目の戦いの次の日、私達は管理局本局へと赴いていた。
ユーノとフィアにも無限書庫で会ってきてフィアはもうこちら側に引き込んでおいたから管理局とは別に私に情報がすぐに届くように手配しておいたから抜かりなし。
しかし無限書庫という場所には驚かされた。
あそこは知識の宝庫とも言うべき場所であった。
たくさんの本が無造作に、けどしっかりと置かれていてそれが延々と道となって続いていたからね。
だけど管理する人がいないために使われておらず私は非常に残念に思った。

「ふぇ〜…。改めて見ると管理局本局の中ってすごいね」
「そうねー…」
「…なんだかシホちゃん、あまり来たがらなかったよね? やっぱり秘密がばれるのが怖い?」
「まぁね。どこで何を聞かれているとかつい身構えて考えちゃうから」
「シホちゃんの世界の魔術協会みたいにギスギスしていないから大丈夫だと思うけど…」
「そうなんだけど…」
「―――なのは、シホ。おまたせ」

そこにフェイトが嘱託関連の手続きを済ませてやってきた。

「嘱託関連の手続き、全部済んだ?」
「うん。書類は何枚か書くだけだったから。なのは達はユーノとフィアットと会えた?」
「うん。差し入れもちゃんと渡せたよ」
「私もフィアにちょっと頼みごとがあったから済んでよかったわ」
「ユーノ君とフィアちゃんも無限書庫で調べ者をするために色んな手続きとかあるから一度中央センターに行くって言ってたけど…」
「うん…残念、それじゃ入れ違いだ」
「そっか」
「後で時間があったらもう一度様子見に行こうか」
「うん!」
「そうね」

それから三人で本局内部を歩いていると扉が開いてそこからリーゼロッテさんとリーゼアリアさんの二人が出てきた。

「あ。なのは、フェイト、それにシホ!」
「あ、リーゼロッテさん、リーゼアリアさん」
「こんにちは」
「どうも」

軽く挨拶を交わす私たち。
二人もなにやら「ちょうどよかった」と手を打っているので何か用があるのだろうか?

「ちょうどいいところに来た。迎えに行こうと思っていたんだよ」
「「「…?」」」
「クロノに頼まれてたのよ。時間があるようなら本局内部を案内してくれってさ」
「え? いいんですか?」
「フェイトちゃんもB−3区画以上は入ったことないでしょう?」
「はい」
「一般人が見てそんなに面白いもんじゃないけど、イケてる魔導師の二人とそれにまだ魔導師になり立てだけどシホならけっこう楽しいと思うよ?」
「どう? 行ってみる?」
「はい!」
「お願いします!」

なのはとフェイトは元気よく返事をしたので私も返事を返しておいた。
魔術協会と比較したらどうなるか楽しそうな
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