暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第08話「上級生からの贈物(前編)」
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感が鋭い方なんだろう…一部を除いてだが
厄介事になる前に進めるとしますか

ケイン
「で、“どうするんだ”?」
鏡也
「そうだな…、“オレンジを8つ”頼んだよ」
癒子
「8つって私たちの分もですか!?」
鏡也
「あ〜、気にしなくていいよ。俺らから新入生へのささやかなプレゼントだから」
ナギ
「で、でも…、ならせめて運ぶの手伝います!」
ケイン
「いいって座って待ってな」
鏡也
「ほれ、さっさと行って来い負け犬」
ケイン
「犬って言うなっ!!」
鏡也
「おいおい、突然吠えるなよ駄犬(ケイン)
ケイン
「はっ!? 今俺は何をっておい、今なんて書いて俺のことを呼んだ? 駄犬っつわなかったか?」
鏡也
「いいからさっさと行って来い。きっかり3分(・・・・・・)だからな」

ケイン
「あいよ」
シャノン
『わかったわ』

[ザッ…]

さて、これで準備は完了だ。
後は待ちますかね…。

―――
――



おりむ〜とアドレスを交換したり、明日からのことを話し合ってたら、突然きょ〜ちゃんとケイ君がジャンケンを始めたんだ〜。
突然だったからなんだろうな〜って思ってたけど、“オレンジを8つ”に“きっかり3分”ね〜
今度は何を企んでるのかな〜

本音
「ねぇ〜ねぇ〜、きょ〜ちゃん」
鏡也
「なんだい本音」

[ツー、ツー、トン、トン、ツー]

本音
「なんで〜、ケイ君が犬なの〜?」

[トン、トン、ツー、トン、ツー]

鏡也
「あいつの声を聞いてると、何か全身青タイツの槍兵を連想するんだよな…」

[トン、ツー、ツー、トン]

本音
「〜? よくわからないな〜」

“ヒ・ミ・ツ”か〜
えへへ〜、何が始まるんだろ〜? 楽しみだな〜♪


ケイ君が席を立ってから2分30秒くらいたちました〜。
もうそろそろ何か起きるのかな〜って思ってたら、いつの間にかきょ〜ちゃんは片目を閉じて視線を腕時計におとしてたんだ〜。
いつの間に閉じてたんだろ〜全然気付かなかったや〜。

鏡也
「5・4・3」

わくわく♪

鏡也
「2・1…」


[シュンッ]


女生徒A
「キャッ!?」
女生徒B
「て、停電?」


お〜、食堂が真っ暗だ〜。
急に電気が消えたから、あっちこっちで驚いた声が聞こえるね〜。

???
「どういうことっ!?」
???
「落ち着いて、近衛君たち(騒ぎの元凶)を探すのよ!!」
???
「了解っ!」

フフ〜♪ さっきからきょ〜ちゃん達を見張ってた人達の声も聞こえるね〜
何だか大慌てみた〜い

癒子
「な、なに!?」
ナギ
「癒子…」

もっちーとナギっちも
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