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八条学園怪異譚
第二十話 プールの妖怪その八
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っとねえ」
「そうよね」
「だって二人共平均点高いから」
 赤い水着の女の子は今度は二人に話した。
「それも当然でしょ、愛実ちゃんの髪の毛だって」
「これ?」
「そう、その髪の毛」
 愛実は言われて自分のその髪の毛を左手でさらりと掻き分けた、女の子はその髪を見ながら言うのだった。
「奇麗だからね」
「お手入れには気を使ってるけれど」
「自慢の髪?」
「そう言われるとね。だって髪の毛が奇麗じゃないと」
「お店にとってもまずいっていうのね」
「フケだらけの人がいるお店には誰も行かないから」
 このことでもお店のことが念頭にある愛実だった。
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