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ソードアート・オンラインー不幸を呼ぶ者ー
the gream eyesー輝く目

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「あんな無茶な戦い方!いつか死ぬよ!?」
安全地帯の小部屋に大声が響く。
俺の目の前で目を怒らせているのは当然ながらナギサだ
どうやら俺は彼女を真剣に怒らせてしまったらしい
宥め方が分からず、俺は頬を掻いた。

事の発端は先程の戦闘だ。
順調にマッピングを進めていた俺たちの前に、一際大きな黒ローブが現れたのだ
中ボスだと一目で分かるソイツの風貌に、ナギサはこまめなスイッチで着実にダメージを与えていくという案を出したのだが、俺はそれを無視して突っ込んだのだった。
もちろん超絶レベルのヒーローでも何でもない俺は中ボス相手にギリギリの死闘を続け、何とかHPが赤に突入したところで大ローブを撃退したのだった
・・・奴の背後からクリティカルをたたき込みまくったナギサのおかげもあるが。
とにかく俺達はちょうどお昼時だ、と安地に逃げ込んだ
そこで俺が今日の昼飯に手を伸ばした時に、ナギサ様が先刻の無茶をお叱りなさられだしたのだった。

「ちょっと、聞いてるの!?」
「ああ、聞いてるよ」
言いつつ、俺は黒パンをかじる。
「てか俺っていつ死んでもOKってクチの奴なんだけど」
それを聞いたナギサの目が光ったのを俺は気づけなかった。
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