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好き勝手に生きる!
第十六話「ねえ、知ってたイッセー。お胸ってプルプルするんだね……」
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ら走って行っちゃった。


「ふふ、やっぱり面白い子ね……。じゃあ、入りましょうか」


 うわーい! お風呂、お風呂!


 リアスちゃんに抱っこされたまま脱衣場に向かった僕は手早く服を脱いで腰にタオルを装着した。


「一番乗り〜!」


「走ると危ないですよ」


 お姉ちゃんの制止の声を断腸の思いで振り切り、かけ湯を済ませて念願の温泉にインする。


「にゅあぁぁぁ〜〜〜〜」


 やっぱりお風呂はいいなぁ〜。


「見事に溶けてるわね」


「あらあら。気持ち良さそうですわね」


 後ろからリアスちゃんたちの声が。お姉ちゃんたちもかけ湯を済ませると、体に巻いたバスタオルを取り払い温泉に身を沈めた。


「ふぅ、気持ちいいわね〜」


「ええ。そうですね――あら、どうしたんですか?」


 お姉ちゃんの声が素通りするくらい、その時の僕は目前のソレに目を奪われた。


「浮いてる……」


 お姉ちゃんたちの白いお山が湯船にぷかぷか浮いていた。


「つんつん」


 試しにお姉ちゃんのお山を突っついてみると、一瞬だけ指が埋没し、柔らかな弾力で以て跳ね返した。プルプルとお山が揺れる。


「おー」


「ぁん……レイくんも男の子ですのね。興味があるんですか?」


「んー、よく分かんないけど、面白い」


 二度三度と突っつく度にプルプル震える。


「意外ね。レイがそういうのに興味を示すなんて」


「私は少しホッとしてますわ。男の子は少なからず異性に興味を持つものですけど、この子はそういった方面には淡白ですから。少し心配してたんです」


「すっかり姉が板についてきたみたいね」


 今度はリアスちゃんのお山を突っついてみよう。リアスちゃんの顔をジーと見つめる。


「あら? ふふっ、いいわよ触っても」


 僕の視線に気がついたリアスちゃんが微笑みながら快諾してくれた!


 では、早速――。


「ん……」


 おー、やっぱり柔らかいな。お姉ちゃんのより弾力がある。個人差があるんだね。


 目の前の双丘に夢中になっていると、隣から小猫ちゃんの悲しそうな声が聞こえてきた。


「先輩も、イッセー先輩みたいに……」


「それはないでしょうから、安心しなさい」


「…………先輩、私のも触ってみてください」


 リアスちゃんの言葉に小猫ちゃんが申し出た。もちろん拒む理由がないので今度は小猫ちゃんのお山に狙いを定める。


「つんつん」


「にゃぁ……」


 ――――。


「……プルプルしない」


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