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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
E〜大晦日とお正月…テスタロッサ家
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side キャロ
12月30日。私達は八神部隊長に呼び出されて部隊長室にいました。
「お正月休み、ですか?」
部隊長から呼び出された私達が聞いた話は休暇についてでした。
「そやで。今は大きな事件もないし、許可は簡単に降りたからね。隊長達にはもう言ってあるから休暇の準備してると思うよ」
それで皆でそれぞれ自室に戻ろうとすると、
「あー、エリオとキャロはあとでフェイトちゃんの所に行ってな」
「どうしてですか?」
「何でも帰省するから一緒にいかないかって」
きせいって何でしょうか?
そう思うとエリオ君が、
「部隊長。きせいって何ですか?」
「帰省って言うんは実家に帰る、って言うことや。この場合だと地球のお家に行くことやで」
フェイトさんの地球のお家かぁ……久しぶりに行きたいです!
「話はこれだけやから早く戻って準備してきな」
「「はい!」」
……………………………………………………………
「あ、二人とも来たね」
「準備は万端か?」
フェイトさんのお部屋に行くと、旅行鞄を準備してフェイトさんとランスさんが待っていました。
「着替えと、歯ブラシ、お風呂セット。準備はばっちりです!」
「それじゃ、明日の朝一番の次元航行船で地球に向かうよ。今日は早く寝ようね」
「はい!」
「起こしに行くのめんどくせえからここで四人で寝るか?」
「いいんですか?」
「いいよ。久しぶりに一緒に寝ようか」
ここまでお話しが進んだ所でエリオ君が、
「そ、それはちょっと……」
「何だエリオ。キャロと一緒の布団がそんなに恥ずかしいか?」
「え、そ、それは……」
エリオ君、私と一緒に寝るの、嫌なのかな……
「じゃあエリオは私と寝る?」
「キャロと寝ます!!」
即答するなんて、フェイトさんと寝るの、嫌なのかな?
「即答……エリオは私と寝るの嫌なの…?」
「それは嫌だろ。潰されるからな」
「え、いや、そう言うわけでは……」
「じゃあ一緒に寝ようよ!」
「ですが……」
「胸を当ててくるのであっちの方の制御g「ランス!!」…ハイハイ」
あっちの方の……何でしょうか?
「エリオ君、あっちの方って何ですか?」
「え、そ、それはちょっと……」
「は、早く寝よう!!」
結局あっちの方と言うのが何なのかはわからないままでした。
side エリオ
危なかった。ランスさんがとても際どい発言をしたけど、フェイトさんのお陰で何とかキャロには知られずにすんだ。と言うか、フェイトさんに知られた時点でほとんどアウトなんだけれど。
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