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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
C〜家族旅行…衛宮家
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らったパパのことをおしえた。


「そうか……ヴィヴィオは幸せだね」
「うん!」


ふたりがびょういんにおむかえにきてくれたとき、とってもうれしかった。
だから、


「ママとパパとヴィヴィオはずっーとなかよしでいるやくそくをしたの!」
「どんな約束だい?」
「ゆびきり!おじいちゃん、しってる?」
「ああ。知っているよ」
「じゃあおじいちゃんもゆびきりしよう!ずっーとなかよしでいるために!」
「そうだね。指切りしようか」


これでみんななかよし!!





side 士郎


それから8人でクリスマスパーティーをした。
ヴィヴィオはこういったパーティーは初めてだったので終始はしゃいでいた。
大人達は酒を開けた(主に恭也氏と忍さん、美由紀さんが飲んでいた)ので、私もいくらか頂いた。なのはは頑なに飲もうとしなかった。美由紀さんが言うには過去に何かがあったらしい……。
時刻が夜の8時を回ろうとしたときには恭也氏が泥酔し、忍さんに膝枕をされていた。
……羨ましくなんてない。


…………………………………………………………


なのはとヴィヴィオが風呂に入っている間、私は道場に一人でいた。


(家族、か)


ふと、冬木の家のことを思い出した。おぼろげな記憶だが、凛、桜、イリヤ、藤ねえ、セイバー……皆と過ごしたあの時間。とても楽しかった。なのはとヴィヴィオ。二人のために私は何ができる?
本当に俺で彼女達を幸せに出来るのか?
悩んでいた私は後ろから近付く人物に気が付かなかった。




side 士郎(高町)


クリスマスパーティーを終え、士郎君を探していたら、道場に一人でいた。


「おや、こんなところにいたのか」
「……士郎さん」
「ふふ、お義父さん、でいいよ」
「………」


以外に冗談が通じないみたいだ。


「大丈夫、皆反対などしないさ。なのはだって、きっと待っているよ」
「本当に、私などでいいのですか?」


疑いが混じった声。彼は自分を過小評価する癖があるから、ここは後押ししてあげよう。


「なのはが君を選んだんだ。それに、僕個人としても君のことは気に入っているしね」
「私にはなにもありません。人に誇れることはなにも……」
「いや、あるよ。君はなのはを誰よりも大切に思っている。もちろん、ヴィヴィオちゃんのこともね。それ以上に誇れることなんてない」


前回来たときとなのはに向ける目が決定的に違っていたのにはすぐに気づいた。もちろんなのはも彼に向ける目が変わっていた。


「頑固で無鉄砲な所がある子だけど、よろしくお願いします」
「……はい。必ず、幸せにします」


なのはにも
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