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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
C〜家族旅行…衛宮家
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ら俺は君を見誤っていたようだ。全力で相手をさせてもらう」


俺は御神流の奥義『神速』を使い、斬りかかる。常人には反応出来る筈のない速度。
確実に取った……はずだった。


「成る程、それが『神速』か」


避けられた。あり得ない。


「ではこちらも本気を見せよう」


そう言った彼は一足で俺の眼前に迫り、一閃。俺の手にあった木刀はその一閃を受け、後方へと飛んでいった。
その軌道は…ほぼ見えなかった。
彼は俺の首筋に木刀を当て、


「まだやるかね?」


と、いい放った。


「……参ったよ」




side 士郎


現在、私と恭也氏は四人の女性の前で正座をしている。
ちなみにヴィヴィオは士郎氏と遊んでいる。


「恭也」
「な、何でございますか?」
「どうして衛宮さんを攻撃したの?」
「そ、それは……」
「シスコンだから、でしょ?」
「なっ!?」
「安心して。私は旦那がシスコンでも許すわよ」


と、桃子さん、美由紀さん、月村忍さんの三人に迫られる恭也氏。本来ならば私が正座させられる理由はないはず……なのだが。


「どうして勝負を受けたの?」
「ま、待て。どうして怒っているのだ?」


何故かなのはに説教されてる私がいた。


「怒ってないよ」
「……いや、誰がどうみても怒っているだろう」
「違うよ……心配なだけだもん」
「心配?」
「士郎君、いっつも危ないことばっかりするから……今回だって、たまたま怪我しなかっただけで……」
「……見せたかったんだ」
「え?」
「私がなのはを守る事が出来る、と言うことを彼にわからせたかったんだよ……」


これは偽らざる本心だ。少し子供っぽい感じは否めないのだが。


「あ、ありがとう……」


顔を真っ赤にして微笑んでいるなのは。
何だろう。凄く、いい……。


「あの……」
「あらあら、アツアツね♪」


いつの間にかこちらに来ていた美由紀さんと桃子さんに話しかけられる。


「わ、わわわ!!!おか、お母さん!!お姉ちゃん!!そそそそ、そんなこと!!」
「なのは、落ち着け……」


慌てているなのはが可愛いと思ってしまった私は悪くないと思う。




side ヴィヴィオ


わたしはママのおとうさん……わたしにとってはおじいちゃんっていうらしい。
たかまちしろうさんとあそんでいます。


「ヴィヴィオはママのことは好きかい?」
「うん!だいすき!!」
「そっか。パパのこともかい?」
「うん!パパはね、ママとヴィヴィオの“せいぎのみかた”なんだって!」


わたしははやておねえさんにおしえても
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