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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
C〜家族旅行…衛宮家
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side なのは
「もうすぐクリスマスだね」
「そうだな」
「それでね、当日は三人でどこかに行かない?」
と、言っても行くところは既に決まっているのだけれど。
「それはいいな。どこへ行くかは決まっているのか?」
「もちろん!」
……………………………………………………
「で、翠屋に来たわけか」
「お母さんがケーキ位なら作るって言うから……」
「ケーキ!?やったー!!」
と、翠屋に来たのだが……入りづらい。前来た時はなのはとの関係は単なる同僚だったから簡単に入れたが、今はまあ、所謂恋人同士であるわけで。
両親に会うのにわずかに抵抗がある。
「こんにちはー!!」
だがしかし、子供にはそんな葛藤は関係ないわけで。
ヴィヴィオはなのはを引っ張って入って行ってしまう。
「いらっしゃいませ」
そんな私達三人を出迎えたのは、端正な顔立ちをしたエプロン姿の男性。
彼はどこか士郎氏に似ている所があった。
「お兄ちゃん、ただいま」
「……なのは、その子は?」
「私と彼の娘だよ」
「……彼とはその後ろに居る男か?」
「うん。私の……大事な人だよ」
なのは、見事なまでに誤解を生む台詞を言う。
「おい、君、今のは本当か?」
物凄く睨みを効かせながら聞いてきた。
「いろいろ語弊はあるが、概ねその通りだ」
「……なのはが欲しければ俺と闘え!責任取れ!」
…………………………………………………………
そんなことがあり、現在高町家の道場にてなのはの兄?と木刀を両手に向かい合っている。
「覚悟はいいか?」
「いつでも」
「大層な自信家だな。その自信、砕かせてもらう!!」
そして闘いがはじまる。
side 恭也
なのはの連れてきた男。構えからそこそこのやり手であると判断し、小手調べとばかりに手に持つ二刀で斬りかかる。が、
「今のを防いだか。中々出来るようだな」
「賛辞は素直に受け取っておこう」
「だが、これでどうだ?」
連撃を叩き込んでいく。彼もいなしているが、二十合ほど打ち合った所で隙が出来た。
(もらった!)
決まった、と確信する。
が、彼は笑っている。
その理由は直ぐにわかった。
必勝を確信した俺の一撃は彼には届かず、紙一重で防がれ、カウンターが俺を襲った。
咄嗟にバックステップで避けられはしたが、今のは……
(わざと隙を作り、こちらの攻撃を誘導した)
なんて危険性の高い戦い方だ。失敗すれば敗北は確定だったはず。
「まさか今のを見切るとはな」
「……どうや
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