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IS インフィニット・ストラトス〜転生者の想いは復讐とともに…………〜
number-30 intensify
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麗矢が紡いだ。
それは期待から眩い光を放ち、アリーナ全体を光で埋め尽くす。
閃光、白、白。
僅か数瞬のことだった。
光が収まると、麗矢のISは傷一つなくなって壊れたはずの武装も元通りになっていた。
そのまま地面に降り立つ。
すぐにISは解除され、麗矢はその場に倒れた。
戦いの決着は引き分けであった。
楯無のエネルギーは試合終了のブザーが鳴る前に麗矢とほぼ同時に尽きたのだから。
それでは、あの光が解明できない。
一体なんだったのだろうか。
◯
「さっすがれーくん!! いやあとうとうやってくれたよ。束さんは嬉しいのです」
今は昼なのに光が差し込んでいない部屋。
モニターを見ていた女性――――IS発明者、篠ノ之束は動く。
ニンジンミサイルに乗ってどこかへ行ってしまった。
束が見ていたモニターには先ほどまで繰り広げられていた麗矢対楯無の戦いが映っていた。
そして麗矢の機体が光りを放つシーンも。
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