暁 〜小説投稿サイト〜
エヴァンゲリオン REAL 最後の女神
使徒大戦
第二章
2.03
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
強気で弱みをみせないで生きてきたアスカにとって、誰かに甘えるという行為自体が新鮮で楽しいのだ。
 だからシンジを操縦しているつもりはまったくない。無意識にやっているからこそ恐ろしいという意見もあるが。
 というわけでシンジとアスカは帰宅することになった。ミサトは残る。
「今日くらいは邪魔しちゃアスカに殺されちゃうわよ」
「分かってんじゃない、ミサト。たまには使えるわね!」
 相変わらず一言多いのは変わってないのね、とミサトは苦笑した。そういうこと言うなら邪魔するわよ、と意地悪をしたいところだがそうも行かない。
 大人たちは大人たちで都合がある。今日シンジから得られた情報の検証と、今後の方針を子どもたち抜きである程度話あっておきたかった。子どもたちが既にほとんどの情報を持っているとしても、やはりできるなら聞かせたくないことも多い。政治とは綺麗なものではありえないのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ